神の子はいつまで戦争をする!

@dansachh

第1話 オーラキリス生誕

紀元前52年、

神の子オーラキリス生誕。

彼は生まれつき神の声が聞こえていた

『これを神声とでも呼ぼうか。』


神は次に起こることを全て喋った

オーラキリスはその国の神として崇められ、オラフ教も作られた


オーラキリスはメソポタミアの超大国

カリス・ホーポネル帝国の軍人であり、アッシリアとの戦争(ケンデンヘリシャルの戦い)にも参戦し勝利を収めた

『全て神声通り』


一時期はマケドニアに占領されてしまったが、マケドニアが衰退したことにより押し返し、領土を取り戻した

『こんなに簡単なことが現実とはな』


ホーポネル皇帝のタイアル6世はオーラキリスに皇帝の座を譲った

まずオーラキリスは人類最初の福祉活動、そして軍隊の強化などに力を入れた特に福祉活動においては

メソポタミア新革と呼ばれ、国民は今まで続いた独裁体制が終わり、大いに喜んだ

これにはオラフ教も支援した。

『本当の独裁とは国民を洗脳することだ。』


軍隊を強化し、オーラキリスは領土を広げたペルシア、アナトリア、中東方面の国々をぶっ潰した

『NHKをぶっ壊す!は2022年だったと言うなんともふざけた神声があるが、無視しよう』


国は戦後は荒廃状態にあったが、オーラキリスの活躍や、オラフ教の支援もあり、裕福になっていった

しかし、紀元前18年に、悲劇が起こる

戦争だ

敵国の旗は赤色だった

ローマ帝国だ

『ここまでは神声の言う通り!ここから、我々の力が試される、これを試練とでも言おうか』



最初はローマが圧倒していたが、徐々にホーポネルが優勢になっていった。

だがペルシア方面では、統治がうまくいかず、内戦が起きた

『一番驚異なのは無能な国民だ、反乱を起こさなかったらいずれ勝ち馬に乗れると言うのに、神声がなかったら人はこんなに馬鹿なのか?』


一旦ローマ方面の勢力は弱め、内戦を鎮圧した

再びローマに勢力を広げたが、再び内戦が起こり、劣勢になっていった人類最初の2正面作戦、

オーラキリスも対処には時間がかかった

だがしかし、オーラキリスはこう言った

もしかしたら神がそう言ってたのを復唱しただけかも知れないが、


『私の中には敗北という字はない」

オーラキリスはホーポネル帝国の特別作戦部隊、コラプリエスを出撃させた戦況は大きく変わり、内戦も鎮圧した

『言っただろう?私の中には敗北という字はないとな』


オーラキリス宮殿では、特別作戦部隊の出撃を祝い、式が行われていた

周りが騒がしく、よく聞こえなかったがその時、微かにオーラキリスの耳には聞こえた

「ロー&ロ国@%壊する」

紀元前15年11月、ローマ帝国は東西に分かれた。

東ローマは、西ローマとホーポネル帝国の間にあり、分割統治された

西ローマとの戦争は続き、ポーポネル帝国が優勢だった

『西ローマを手に入れたら世界を手に入れたも同然!!こんなに紀元前はぬるいものなのか』


次回 本当の敵は国の中の敵


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