大量絶滅を、ここまで楽しく読ませてくる作品があるとは思いませんでした。
ペルム紀、石炭紀、オルドビス紀、デボン紀……。
教科書や図鑑で見るような地球史の舞台を、タイムマシンでめぐっていく発想がまず楽しいです。
ドクター・ゴンドワナの絶滅への好奇心、アキくんの不憫な常識人ぶり、パンゲア先生の地層と構造へのロマン…
この掛け合いが軽快で、知識は本格的なのに扱われ方が毎回ひどくて笑ってしまいます。
「絶滅スナック」「文化交流という名の缶詰投擲」「感動した泥」など、妙に忘れられない言葉も多く、作者さんの古生物や地球史への愛が伝わってきます。
笑いながら、ついその時代を調べたくなる絶滅タイムトラベルコメディです。
そろそろ、また科学博物館へ行かなくては!!