君が笑えますように

@__2008l7

第1話

「大切な人がこの世からいなくなったらどうしますか?」

きっと自分が周りの人より先に、この世界から居なくなる場面を想像する人は、きっと少ないと思う。


私は高校三年生。

周りからは明るくてよく笑う子だと褒められる。


そんな私には97歳の曾祖母が居た。

私はいつもひいおばあちゃんの好きな食べ物を渡すのが好きだった。

何を渡しても「こんなに美味しいもの人生で初めて食べた!ありがとう」と言う。

「毎回その感想じゃん笑」


「その笑顔を見ると本当に救われる。そうやって周りを幸せにしていく力があるんだろうね」

その言葉は私にとって、人を笑顔にしたいと思える大きな理由になっていた。

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