大神官
せおぽん
大神官
大神官 セーク・ハラ の呪文攻撃にパーティは苦戦している。
「パワハラー!」
くそう、大神官だからって威張りやがって!
「セクハラー!」
きゃっ、お尻を何かがなでたわ!
「カスハラー!」
酷い!食べ終わってから料理にケチをつけたぞ!
「はっはっは。大神官 セーク・ハラ に楯つこうなどと百年早いわ」
戦士、僧侶、魔法使いが、大神官ハラの呪文に苦しめられている。勇者は武器を構えなおす。ハラを倒すために探し出した必殺の槍だ!
「貴様の呪文で、どれほどの民が泣かされたことか!民の怒りよ槍に集え!」
勇者の持つ槍が赤熱し、赤い光を放つ。
「裁きの槍を受けろ!くらえっ! コーンプイアーラーンス!」
勇者のコンプイア・ランスに、大神官 セーク・ハラは貫かれた。
「くくく、ハラスメント呪文を使えるのは私だけではない。せいぜい一時の平和を楽しむんだな…、ぐはっ」
大神官 セーク・ハラ は倒れた。だが、勇者達の旅は終わらない。
大神官 せおぽん @seopon
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