第1話 日常から非日常へ

 2020年の10月の出来事。

 いつも通りゲーセンに寄り道して、帰ろうと外に出たときだった。空を馬鹿みたいな大きさの隕石が通り過ぎていった。まわりの誰かが「隕石だ!」と言ったが、俺には全く違うもののように視えていた。


 次の日、朝のニュースを見ていると、「ファンタジー?手から炎を出す人や氷を出す人が。」というニュースをみた。その炎や氷を出した人達は「ステータスオープン」と言えばステータスプレート?が出てくるらしい。ステータスの数値はFが最低でSが最大の数値だという。


「ステータスオープン……うぉっ⁉……マジで出てきた……」

 そこにはこう書いてあった。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 東雲雷斗/踏破数_0

 HP_S  250000/250000

 MP_SSS  8000000/8000000

 STR_SS    

 DEX_S

 INT_S

 AGI_SS

 DEF_SSS

 スキル

 ・神槍グンニクル_SSS

 ・鑑定妨害_A

 ・鑑定_A

 ・心眼_A

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「……単位おかしいだろおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼」

 俺は絶叫した。


 その後、国から発表があった。

 今回スキルに目覚めた者を能力保持者スキルホルダーとし、ランクで区分すること、ホルダーは後日ホルダー管理課まで電話すること。そこでホルダーとしてのライセンスがもらえるらしい。そしてライセンスなしでスキルを使うと罰則があるということなのでライセンスは必ず取得しましょうとのこと。



 クレーム入れてやる…………‼


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

一部変更しました。

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