僕の人生

僕は今年大学生になった大学一年生。

必死に努力した受験には失敗し、金銭的余裕がなく、浪人はできずに滑り止め大学に進学。

大好きだった彼女には別れを告げられ、自暴自棄な毎日だ。

行きたくもいない大学に片道一時間半をかけて毎日満員電車に揺らされる。

大好きだったサッカーもバスケもギターも、行きたくない大学ではやってもつまらないと、全部やめてしまった。

このように私は最高にネガティブ人間だ。

～だから。。～はちょっと。。

すべてに否定から入ってしまう。

どこからだろう、自分の人生が狂い始めたのは。

過去を後悔しても、どれだけ引きずっても、過去は戻ってはこない。

「人生は上書き保存の連続だ。」

人生が狂い始めたのはいつからとかじゃない。今、もう狂っている。

この狂った歯車を正常に戻すには、今、戻さないといけない。

上書き保存が繰り返される毎日に考えてる暇などないんだ。

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表面上はこんなこと言ってるけど、行動には一度も出たことがない。

有線イヤホンを耳につけてかっこつけて曲の歌詞に浸ってるだけである。

そんなある日、小説に出会った。

最初は軽蔑してた。文字を読むのが苦手だし、読み続けてると目がちかちかしてゲシュタルト崩壊する。

不快な気分を味わいながら苦手なものをなんでしなきゃいけないんだろう。

でも読んで正解だった。

読んでいくうちに物語に吸い込まれていく。

『小説の素晴らしさに早く気づきたかった』

と思うようになった。

小説に出会ってからだろうか、狂った歯車が正常に動き出したのは。

人生が豊かになる瞬間は突如として起こる。

しかも、「カクヨム」。このサイトに出会ってから今は、文章を書いている側だ。

文章を書くこと、読むことはなんてすばらしいんだろう。

突然の意外過ぎる出会いから人生は豊かになってきた。

この正常に戻りつつある歯車を狂わせないように今日もまた小説を読む。