§ 付録:公式アーマリーリスト(1)近接・投射武器
まえがき
サイコトルーパーズの戦場は、銃声だけが支配する世界ではない。
2030年代に携帯型ECM兵器が一般化し、電子火器や高度な照準システムが陳腐化して以降の戦場において、古来より受け継がれてきた近接・投射武器が、再びその真価を発揮している。
音もなく敵の背後を突くナイフ、あらゆる状況に対応する万能の剣、そして重装甲すら粉砕する戦鎚の一撃。これらは、高度なESP戦術と組み合わさることで、最新鋭の銃火器にも劣らぬ脅威となる。
本リストは、プレーヤーがその戦術に応じて選択可能な、多様な非火器兵装を収載するものである。
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【凡例】
○ 武器名称(兵装ランク / 攻撃力[対物攻撃力]/ 携行数または装弾数 / APコスト)
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◎刀剣類
○ コンバットナイフ(ランクE / 攻撃力20[0]/ AP20)
刃長25cm程度の戦闘用ナイフであり、近接戦闘における最終手段。威力は最低レベルだが、攻撃速度は全武器中最速クラス。リーチの短さを補う素早い連続攻撃がカギとなる。
○ バヨネット(ランクE / 攻撃力20[0]/ AP25)
いわゆる「銃剣」。アサルトライフルやボルトアクションライフル用のアタッチメント。単体でも武器として使用できるが、銃器に装着するとリーチの長い近接攻撃が可能(攻撃力32、ただし、装着した銃器の攻撃力は-2)になる。
○ 脇差(ランクD / 攻撃力35[1]/ AP35)
長さ50cm程度の日本の刀で、打刀(日本刀)の補助武器として携行された。打刀よりも軽量で取り回しに優れ、屋内戦や奇襲といった、より速い抜刀と攻撃が求められる状況で真価を発揮する。
○ ショートソード(ランクD / 攻撃力38[1]/ AP40)
中世ヨーロッパの騎士が用いた最も標準的な片手剣。斬撃と刺突のバランスが良く、盾との併用を前提とした万能武器。あらゆるプレーヤーにとって信頼できる選択肢となる。
○ ククリ(ランクC / 攻撃力45[1]/ AP45)
ネパールのグルカ族が用いる、内側に湾曲した「く」の字型の刃を持つ大型ナイフ。その独特の形状は、重心が先端にあり、振り下ろすことで鉈のような強力な斬撃を生み出すが、刺突には全く向かない。
○ ロングソード(ランクC / 攻撃力55[3]/ AP58)
片手でも両手でも扱える多用途な剣。片手使用時は盾を装備でき、両手使用時は威力が向上する。状況に応じてスタイルを変えられる戦術的な柔軟性を持つ。
○ 打刀(ランクC / 攻撃力65[3]/ AP68)
いわゆる日本刀。その鋭利さは世界的に知られ、特に軽装甲や非装甲の目標に対する斬撃能力は他の追随を許さない。
○ レイピア(ランクB / 攻撃力50[0]/ AP52)
16世紀以降に普及した、細身で長い刺突に特化した決闘用の剣。斬撃ダメージは低いが、鎧の隙間を正確に狙うための高速な突き攻撃は高いクリティカル性能を持つ。技術を要するが、熟練すれば重装の敵をも無力化できる。
○ エストック(ランクB / 攻撃力60[4]/ AP65)
プレートアーマーの発達に対抗して生まれた、鎧を貫くためだけの剣。ドイツ語では「パンツァーシュテッヒャー(鎧通し)」とも呼ばれる。刃を持たず、断面が菱形や三角形の硬い鉄の棒であり、その全性能は刺突による貫通力に集約されている。重装兵に対する明確なカウンターウェポン。
○ フランベルジェ(ランクA / 攻撃力80[3]/ AP80)
炎のように波打つ刀身を持つ両手剣。この独特の形状は、刀身が接触した際に不規則な振動を生み、相手の受け流しを困難にし、傷口を広げる効果があったとされる。
○ ツヴァイヘンダー(ランクA / 攻撃力85[8]/ AP83)
ドイツの傭兵ランツクネヒトが用いたことで知られる巨大な両手剣。その長大な刀身を活かした広範囲の薙ぎ払いは、複数の敵を同時に攻撃できる。一撃の威力と制圧力は絶大だが、振るうには多大なスタミナを要し、大きな隙も生じる。
○ 大太刀/野太刀(ランクS / 攻撃力95[7]/ AP92)
刃長が90cmを超える巨大な日本刀。刀剣類の中で最長のリーチと最高の斬撃威力を誇る。その規格外の大きさは、歩兵が騎馬を薙ぎ払うために用いられたとも言われる。一撃必殺のロマンを秘めるが、その重量と長さゆえに極めて扱いが難しく、一振りの後には致命的な隙を晒す。
○ CNT合金刀 "MURASAKI"(ランクS / 攻撃力92[5]/ AP110)
単層カーボンナノチューブを編み込んだチタン合金の刀身に、単結晶グラフェンの刃先を持つ、21世紀前半の素材科学が生み出した究極のアナログ近接兵器。分子レベルで平滑な刃は驚異的な切れ味を誇り、決して折れたり曲がったりしない。
○ HFブレード "KUSANAGI"(ランクS / 攻撃力250[250]/ AP180)
指向性エネルギー兵器の技術を応用した、第一世代のプラズマブレード。柄に内蔵された超高密度コンデンサが刀身を超高温のプラズマで包み込み、あらゆる物理装甲を溶断する。最高水準のEMP硬化が施されているが、エネルギー消費が激しく使用可能時間と使用回数(連続12秒 × 8回)に制限がある。
◎鈍器類
○ 棍棒(ランクE / 攻撃力20[0]/ AP20)
人類が最初に手にした武器の一つ。単純な木の棒であり、威力、リーチともに最低限だが、誰にでも扱える基本中の基本。
○ バット(ランクD / 攻撃力18[0]/ AP25)
野球用の木製バット。APを消費(AP5)してカスタマイズすることで、釘バットに進化(攻撃力+5)する。
○ 木刀(ランクD / 攻撃力30[0]/ AP32)
日本刀を模した樫製の訓練用具。刃は無いが、その重量と硬度は打撃武器として十分な威力を発揮する。刀剣よりも扱いやすく、基本的な「斬る」「打つ」動作をバランス良く行える。
○ トンファー(ランクD / 攻撃力22[0]/ AP42)
沖縄発祥の武器。攻撃力は控えめだが、腕に沿わせて構えることで非常に高い防御性能を発揮する。二つ同時に使用するプレーヤーが多い。
○ メイス(ランクD / 攻撃力40[3]/ AP40)
棍棒の先端に石や金属の重りをつけた、より殺傷能力の高い武器。プレートアーマーが普及した中世ヨーロッパで、剣戟が効かない重装騎士への対抗策として広く用いられた。
○ モーニングスター(ランクC / 攻撃力55[5]/ AP55)
メイスの打撃部に鋭いスパイクを植え付けたもの。これにより、打撃ダメージと、刺突ダメージを同時に与えるハイブリッド武器となっている。
○ ウォーハンマー(ランクC / 攻撃力60[12]/ AP60)
片面がハンマー、もう片面が鋭いピックになった戦鎚。状況に応じて、打撃と刺突の二つの攻撃タイプを切り替えられる戦術的な武器である。
○ ヌンチャク(ランクB / 攻撃力45[0]/ AP55)
二本の短い棍を紐や鎖で繋いだ武器。その柔軟な動きは予測が困難で、防御されにくい。単発の威力は低いが、高速の連続攻撃を繋げることで高いダメージを与えることができる。典型的な高スキル武器。
○ フレイル(ランクB / 攻撃力65[10]/ AP70)
長い柄の先に、鎖で繋がれた鉄球などの打撃部を持つ武器。鎖の存在により、打撃部が盾や武器による防御を乗り越えて相手に到達することがある。絶大な威力を誇る反面、その動きは制御が難しく、攻撃の前後には大きな隙が生まれる。
○ 鉄扇(ランクB / 攻撃力38[0]/ AP72)
武士が刀を持てない場所で護身用として用いた、親骨を鉄で製作した扇。威力は控えめだが、その真価は数値では測れない。閉じた状態では強力な打撃武器となり、開くことで相手の攻撃を受け流したり、視界を奪ったりできる。
○ 三節棍(ランクA / 攻撃力75[0]/ AP80)
三本の棍を鎖で連結した、中国武術の武器。ヌンチャクを遥かに凌ぐ複雑さと多様性を持ち、長いリーチでの攻撃、短い間合いでの防御、さらには相手の武器を絡め取るなど、変幻自在の戦いが可能。習熟には最高のスキルを要する。
○ スレッジハンマー(ランクA / 攻撃力90[32]/ AP85)
本来は建築や解体に使われる大型のハンマー。全近接武器中、最も攻撃速度が遅いが、それを補って余りある最高の単発打撃力がある。障害物や扉の破壊にも極めて有効。
○ SG-5 "KABUTO-WARI"(ランクS / 攻撃力105[85]/ AP100)
打撃部に圧電セラミックスと金属粒子を充填した、2040年代のハイブリッドメイス。インパクト時に発生する強力な物理的圧力から莫大な電力を自己生成し、瞬間的に指向性の衝撃波を放出する。物理的な打撃と、装甲の内側を揺さぶる衝撃波の二重攻撃により、対物兵器としても優秀。
○ KMF-38 "MJÖLNIR"(ランクS / 攻撃力115[65]/ AP105)
2030年代、対サイボーグ・対パワードスーツ戦闘を想定して開発された運動エネルギー増幅ハンマー。スイング時に発生する遠心力を柄に内蔵されたフライホイールが運動エネルギーとして蓄積し、インパクトの瞬間に解放することで、質量を遥かに超える破壊力を生み出す。機械式の運動量増幅装置(KMF)はEMPの影響を受けないが、一度振るうとエネルギーの再チャージに僅かな時間が必要。
◎竿状武器(ポールアーム)
○ 杖(ランクE / 攻撃力22[0]/ AP20)
日本の「杖道」や「合気道」で用いられる、長さ四尺二寸一分(約128cm)の樫製の杖。六尺棒よりも短く軽量で、突き・払い・打ちといった多彩な技を素早く繰り出すことに特化している。リーチは短いが、その速さと手数で相手を翻弄する。
○ クオータースタッフ(ランクE / 攻撃力25[0]/ AP22)
堅い木で作られた長さ六尺(約180センチ)の単純な棒。杖同様、攻撃速度が速い。威力も杖より長い分わずかに高い。日本では六尺以上の長さのものを「棒」、それ以下の長さのものを「杖」と呼んでいる。
○ ロングスタッフ(ランクD / 攻撃力30[0]/ AP28)
クオータースタッフよりも長く重い杖。槍よりも防御的で、広範囲を薙ぎ払う攻撃によって複数の敵を足止めするのに優れている。
○ 槍(ランクD / 攻撃力40[2]/ AP42)
棒の先端に穂先を取り付けた、最も原始的かつ効率的な竿状武器。刺突に特化しており、突進してくる敵に対して地面に突き立てて構えることでカウンターダメージを増加させる能力を持つ。
○ パイク(ランクC / 攻撃力50[2]/ AP50)
全長が4~6mにも達する極端に長い槍。その驚異的なリーチは、複数人で密集陣形(ファランクス)を組むことで敵の突撃を完全に阻止する壁となる。しかし、一度懐に入られると長すぎる柄が仇となり、ほぼ無力化される。
○ 薙刀(ランクC / 攻撃力65[2]/ AP62)
長い柄に刀身を取り付けた武器。槍のリーチと刀の斬撃能力を併せ持ち、特に軽装の歩兵集団に対して、安全な距離から薙ぎ払うことで高い制圧力を発揮する。
○ グレイブ(ランクC / 攻撃力68[5]/ AP65)
薙刀に相当するヨーロッパの武器。薙刀よりも刃が大きく重い傾向にあり、より強力な斬撃に向いている。
○ ハルバード(ランクB / 攻撃力75[16]/ AP75)
14~16世紀のスイス傭兵が用いたことで有名な万能武器。先端には槍の穂先、片側には斧の刃、そして反対側には鉤爪が備わっている。
○ ポールアックス(ランクB / 攻撃力78[20]/ AP78)
ハルバードよりも短く頑丈な武器。斧とハンマーの機能を持ち、近距離での格闘戦に特化している。
○ 長巻(ランクA / 攻撃力70[5]/ AP70)
刀身と柄の長さがほぼ同じという、日本のユニークな武器。刀と竿状武器の中間的な性質を持ち、刀よりも大きな遠心力を利用した強力な斬撃を繰り出すことができる。
○ ルツェルンハンマー(ランクA / 攻撃力85[30]/ AP82)
スイスで開発された、洗練された竿状武器。強力なハンマーヘッド、鋭いピック、そして槍としての穂先を完璧なバランスで融合させている。あらゆる種類の装甲に対して有効な究極の対重装兵器。
○ HFハルバード "Guan Dao"(ランクS / 攻撃力105[15]/ AP105)
2040年代に開発された、対重装甲ポールアームの傑作。EMP硬化されたパワーセルから供給される電力で刃とピックを超高周波振動させ、接触した物体の分子結合を弱めることで驚異的な貫通力を発揮する。有効化すると微かな駆動音を発するため完全なステルスには向かないが、その破壊力は旧世代のプレートキャリアーを紙のように切り裂く。
○ KPS-7 "TONBO-KIRI"(ランクS / 攻撃力105[45]/ AP115)
2030年代後半の技術革新が生んだ、運動エネルギー放出式パイルドライバー・スピア。柄に内蔵された運動エネルギー貯蔵システム(KPS)により、刺突の瞬間に穂先を数センチメートル加速射出する。槍としてのリーチと、パイルバンカーの貫通力を融合させた特性は、敵のガードを貫いて致命傷を与えることを可能にした。
◎投擲武器
○ 投げ石(ランクE / 攻撃力8[0]/ 携行数20 / AP8)
最も基本的な投擲物。ダメージは僅かだが、敵の注意を引くような使い方もできる。また、投射武器の「スリング」の弾である。
○ 手裏剣(ランクD / 攻撃力15[0]/ 携行数10 / AP10)
忍者が用いる小型の投擲用の刃物。単発の威力は低いが、非常に素早く連続して投げることが可能。
○ 投げナイフ(ランクD / 攻撃力22[0]/ 携行数8 / AP16)
手裏剣よりも重く、殺傷能力が高い。的確に命中させるには手裏剣以上の技術を要するが、その分ダメージは大きい。
○ フランキスカ(ランクC / 攻撃力45 [2]/ 携行数5 / AP25)
中世初期のフランク族が用いたとされる投擲用の斧。重量があり、独特の弧を描いて飛翔する。その回転する軌道は、盾での防御を困難にする。近接武器としても使用可能だが、そのバランスは近接戦闘には不向き。
○ ジャベリン(ランクC / 攻撃力50[1]/ 携行数3 / AP30)
投擲用に設計された軽量の槍。十分な射程と高い単発威力を誇り、敵に接近する前の先制攻撃として非常に有効。緊急時には、短い槍として近接戦闘にも対応できる。
○ トマホーク(ランクB / 攻撃力48[3]/ 携行数5 / AP35)
20世紀後半から21世紀初頭にかけ、戦闘やサバイバル用に再設計された手斧。フランキスカよりも投擲速度が速く、近接武器としてもバランスが取れているため、投擲と格闘をシームレスに切り替える戦術が可能。
○ プラムバタ(ランクB / 攻撃力35[0]/ 携行数8 / AP32)
古代ローマ帝国後期に用いられた、鉛の重りを付けた投擲用の矢。ジャベリンほどの射程はないが、より多くを携行でき、素早く連続して投擲できる。
○ チャクラム(ランクA / 攻撃力40[0]/ 携行数5 / AP35)
インド発祥の円環状の投擲武器。そのユニークな形状により、壁や地面で跳ね返らせることが可能。これにより、遮蔽物の裏にいる敵を攻撃するなどの高等技術が使える。
○ GRD-11 "SUDARSHANA"(ランクS / 攻撃力55[5]/ 携行数5 / AP75)
2040年代に登場した、ジャイロ安定化機構を内蔵した円環状の投擲兵器。高速回転によって弾道を安定させ、壁や地面に接触した際の運動エネルギー損失を最小限に抑える特殊合金で作られている。チャクラムを遥かに超える予測不能な跳弾軌道は、神業のような投擲を可能にする。
◎投射武器
○ スリングショット(ランクE / 攻撃力12[0]/ 弾数30 / AP20)
Y字型のフレームにゴムを取り付けた単純な投射具。威力は低いが、発射音がなく隠密性に優れる。弾道が大きく山なりになるため、正確な射撃には練習が必要。
○ ショートボウ(ランクD / 攻撃力30[0]/ 矢数20 / AP35)
小型でシンプルな弓。威力と射程は控えめだが、引き絞る時間が短く、素早い連続射撃が可能。
○ ロングボウ(ランクD / 攻撃力50[0]/ 矢数20 / AP50)
イングランドの長弓兵が用いたことで有名な、身長ほどもある大型の弓。強力な分、引き絞るのに時間と筋力を要するが、優れた射程と威力を誇る、信頼性の高い遠距離武器。
○ リカーブボウ(ランクC / 攻撃力55[0]/ 矢数20 / AP58)
弓幹の両端が前方へ反り返った形状の弓。この反りにより、同じ強さのロングボウよりも効率的にエネルギーを蓄え、より速い矢を放つことができる。
○ ライトクロスボウ(ランクC / 攻撃力60[1]/ 矢数15 / AP60)
ヘビークロスボウよりも小型で、手で弦を引くことができる弩。弓よりも再装填は遅いが、弦を引いた状態で保持できるため、狙いを定めるのが容易で、矢(ボルト)の特性から貫通力も高い。
○ スリング(ランクB / 攻撃力45[0]/ 弾数20 / AP50)
革や布で作られた投石具。弾は投擲武器カテゴリにある「投げ石」を使用する。使いこなすには極めて高い技術を要するが、熟練者が遠心力を利用して放つ一撃の威力は侮れない。
○ ベアボウ(ランクB / 攻撃力65[0]/ 矢数20 / AP62)
照準器やスタビライザーなど、20世紀に普及した補助装備を排した弓。21世紀初頭の素材で作られた弓幹が持つ高い性能を、射手の技術と経験を頼りに引き出す必要があり、使いこなすのは非常に難しいが、熟練者が放つ一射は極めて正確かつ強力。
○ ヘビークロスボウ(ランクB / 攻撃力85[3]/ 矢数15/ AP75)
強力な弓を弩床に固定し、てこやクランクで弦を巻き上げる大型の弩。再装填には非常に時間がかかるが、その威力は絶大である。
○ コンパウンドボウ(ランクA / 攻撃力75[0]/ 矢数20 / AP80)
弓の両端に付けられた滑車のシステムを利用した弓。最大の特徴は「レットオフ」と呼ばれる現象で、弦を最大まで引き絞ると滑車の働きにより保持に必要な力が大きく軽減され、射手はほとんど力を使わずに長時間精密な照準を維持できる。
○ スリングライフル(ランクA / 攻撃力70[2]/ 弾数30 / AP85)
スリングショットの原理を応用し、ライフル銃の形に組み上げた特殊な武器。スコープを搭載でき、銃床によって安定した射撃が可能。静音性と精度、威力を兼ね備えたユニークな武器。
○ キネティックボウ "ARTEMIS"(ランクS / 攻撃力135[45]/ 矢数10 / AP98)
グラフェンとカーボンナノチューブの複合材で作られたリム(弓幹)を持つ、2040年代に開発された高性能コンパウンドボウ。驚異的な剛性と弾性により、取り回しの良いコンパクトな設計ながら、大口径のスナイパーライフルに匹敵する運動エネルギーを矢に与える。EMPの影響を受けず、発射音もほぼ無音。ステルス作戦における究極の暗殺兵器。
◎投射武器用の矢・弾
○ スリングショット弾(ランクE / 数量30 / AP6)
スリングショット、スリングライフルの予備の弾。1つのポーチに30個入り。
○ アロー(ランクD / 数量20 / AP10)
ショートボウ、ロングボウ、リカーブボウ、ベアボウ、コンパウンドボウの予備の矢。1つの矢筒に20本入り。
○ ボルト(ランクC / 数量15 / AP12)
ライトクロスボウ、ヘビークロスボウの予備の矢。1つのケースに15本入り。
○ キネティックアロー(ランクS / 数量10 / AP35)
キネティックボウ "ARTEMIS" の超高初速に耐えうる唯一の矢。高強度グラフェン製の矢柄に、徹甲弾頭としても使用されるタングステン・カーバイドの鏃を持つ。1つのケースに10本入り。
◎その他
○ メディキット(ランクD / 数量1 / AP8)
プレーヤーのライフポイント(LP)を回復させるための医療キット。使い捨ての装備で、治療対象となる選手(自分または他プレーヤー)のタクティカル・ヴァンブレイスのチャージポートに当てることにより、1セットにつき、毎秒2ポイント、最大30ポイントのLPを回復させることができる。
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