第1話 幼き氷の悪魔王現世に降臨する
「ここが現世か、僕の住んでる所とは違って日差しが強いし、なんかポカポカするな。お昼寝でもしようかな?」
数時間程寝たらお腹がすいたクリアは食事を作る事にした。
無限収納の中に放り込んであるオークジェネラルの肉を取り出して塩、胡椒で下味を付け、その後に低音で肉汁を閉じ込めるように焼き、その間に無限収納にある白パンとスープとサラダを作る為の材料を取り出し、スープは野菜とウインナーを1口サイズに切り、サラダはレタスとトマトを食べやすい大きさに切りそして、1段落したら肉がいい感じに焼けた。
食事を終え、落ち着いて紅茶を飲みながらゆっくりしていたクリアは、唐突な叫び声を聞いた。
キャー
うん?なんだろこの声は、女の子かな?
「誰か、誰か助けてください」
クリアは駆け出した、現世の地理が全く分からいから聞こうと思って
ねえねえ
「助けいる?」
少女はEランクの魔物フォレストウルフに襲われていた。
クリアは分からなかった、このような犬に負けるほど人は弱いのか、それとも遊んでいるのか。
「誰だか知りませんけど助けてください!」
「うん!いいよ」
クリアはフォレストウルフを一撃で倒した。
「す、凄いフォレストウルフをこんな小さな子が一撃で倒すなんて。」
少女は驚いていた、クリアの見た目はとても強そうには見えないむしろ自分より幼そうで、フォレストウルフに自分もその子も食べられると思った、しかし違った一撃で倒したのだ。
「あ、ありえないこんな子供がフォレストウルフを一撃で倒すなんて。」
と少女は驚いていた、しかしクリアは相手に対してこう聞いた。
「こんな雑魚に負ける程弱いの?」
と、クリアに悪意は無いしかし、
生まれながらの強者であるクリアと弱者の人間とでは、価値観の差が激しかった。
「まあいいや、ここって何処なの?」
クリアは無邪気にそう聞いた、そこで少女は思考の海から戻ってきた。
「あ、はいここは、人の国アルテリアです。」
そう少女は答えた。
「ふーん人の国アルテリアね、君の村は何処にあるの?」
少女は分からない、この子を村に案内してもいいのだろうか、この子は得体がしれない。
「まあ答えられないならいいや、じゃあ近くの街って何処にあるの?」
クリアはそう聞いた、少女は答えた。
「ここから南東に行けば大きめの街があります。」
「それでその街の名前はなんて言うの?」
「街の名前はアストリアと言います。」
「アストリアなら、大体なんでもあると思うのでそこへ向かえばいいかと。」
それを聞いたクリアは早速街に行こうとした。
だが、初めて会った人間だから記念にこっそりと自分の氷の力を与えた。
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