そんな1人の帰り道

長添遊宇

はなまる

フリードのフロントガラスにつたう雨雫に

法則を感じながら、

ぼんやりあの日の君を思う。

愛らしい君が、

可愛らしい小さな鈴のような声で、

あの日奏でてくれた歌声。

久しぶりに聴きたくなって、

またあの店に行きたくなる。

スーパー温泉の帰り道。

ポカポカの体に、

少しひんやりした車内が気持ちいい。

そんな深夜の1人の帰り道。

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そんな1人の帰り道 長添遊宇 @mekurikuriman

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