悪魔の微笑み

今から、話の舞台となる世界は

人間の欲望を擬人化した色欲、暴食、強欲、怠惰、嫉妬、憤怒、傲慢の大悪魔が存在し、

人間界を支配しようと躍起になっていた。

☓☓☓☓☓人間の裏切りが悪魔と人間の力の均衡を崩し

悪魔は人間界を侵略。

世界は七つの悪魔に支配され暗黒の時代となった。

そして、ここは禁忌暦495年エスキ村跡地

肉の爛れた臭い、肺を焼き尽くすような痛み、夥しい数の死体の山に居座るのは……の悪魔

悪魔は、こちらを見、そう言った

「あら、生き残りがいたとは、あなたもすぐにあの世に送ってあげましょう」その悪魔は神のような慈愛の顔を見せ、

「ッッ！！」声にもならない悲鳴が出て、私は眠りから覚めた。

あの日からずっと同じ夢を見る

1年前、私の生まれ故郷のエスキ村は、悪魔に滅ぼされた。その時に天涯孤独になった。

一人で生活するようになってからずっと準備をしてきた。

気は熟した、私の村を滅ぼした悪魔を殺し

仇を討ち、親の墓に「無事に仇を討った」と報告するために。

私が復讐すべき悪魔は調べがついている。

悪魔の頂点にいる、七つの悪魔

その長である、傲慢を司る悪魔、1番強いと名高いが絶対に復讐してみせる！

まずは、七つの悪魔の中で比較的戦いやすいであろう色欲の悪魔と戦い、敵の戦力を削ぐ。

もう居場所の情報は判明していて、

色欲の大悪魔がいる所は7つある大陸の内、北西にあるバレクメ大陸の中央部ビッディタ城にいる、復讐すべき相手である傲慢の大悪魔は姿をくらましているらしい。

今いる場所からバレクメ大陸に行くのには船に乗る必要があるので港町に行く。

私は、最低限の荷物を背負い、幸せだった時の過去と決別するためにエスキ村から歩き出た。

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これからもお願いします。