002:モスキング/王蛾獣

ベース:神出鬼没で、災禍を振り撒く蛾の魔獣『モスマン』

哺乳虫類栗鼠科モスマン属

体長:2m・体重:44kg

●身体的特徴

 黄金の毛皮と大きな赤い複眼、蛾の触覚、四枚飛膜の翼を持つ二本脚の飛獣。首が無く、顔となる胴体の真ん中に鋸のように小さく鋭い無数の歯が円形に並んだ丸い口が開き、長細い舌が四本ある。

特能スキル

飛膜翼メンブレーンウィング

 ムササビのような飛膜を模した翼で時速190kmの速さで飛び、時速380kmの速さで急降下で滑空出来る。

怪念波テリブルパルス

 モスマンには三つの心臓を持ち、その内二つの鼓動音から不協和音な怪音波を発し、特殊電磁波に変換し放つことで人間を含む他種族の精神を異常を起こさせ、錯乱や幻覚などに陥らせ、衰弱させたり、電子機器の作動を狂わせ、故障させたりする。

 モスキングは通常のモスマンの倍の出力を出し、街一帯を停電させることが出来る。

●生態

 モスマンの二、三十匹の群れを率い、普段は山や森の中に棲まう夜行性だが、大喰らいの肉食性の為、怪念波テリブルパルスで事故を起こし、その被害者の屍肉を貪ったり、ペットや野生動物などを衰弱させ、捕食したりする。

 街一帯を停電させ、人を住めなくした上で群れを率いて、住民を狩り獲り、その街を住処とする。

 モスキングが率いる群れは知能も高く、街を荒廃させ、その周囲を喰らい尽くすほどの危険な集団と化し、軍隊も出動する程の手強さを持つ。

 

 


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