Drears Fly High!!!!!!!!〜AquaRium StarS〜
@nu2shi2
モノローグ 夢の始まり
夢を見た。隣には青い女の子がいて、友達のようで、けど誰かは全く分からなくて、けれどなぜかそばに居るだけで安心感があって、その子と一緒になぜかカワイイステージに立っていて、ライブをしていて、何だかとても楽しくて。そして、盛り上がりが最高潮に満ちた時、ステージが暗転して、星が降ってきて、その星に導かれて_。
舞ヶ咲りうむは、そんな不思議で楽しい夢から覚めて、朝を迎えた。
りうむは、ダンスや可愛いものが大好きなポジティブな星光町立勇話中学校の1年生。彼女はいつも友と遊んだり、勉強で一喜一憂したり正に王道青春物語のヒロインのような日常を送っていた。そんなりうむが、今日は珍しく1人で休日を過ごししていた。買いたいブレスレットがあったのだ。一年前、「yume×cawa collection」と言う店で見つけた「ドリームピース」と言う名前のブレスレットになぜか運命共同体だったかの様に惹かれて、そこからコツコツお小遣いを貯め、遂に購入出来る程の金額が貯まったのだ。「1年越しの夢をやっと叶えれる」そんな希望を抱いてりうむはお店に向かった。「えーっと、ドリームピースはぁ…、あ!あった!すみません、これ下さい!」元気よくカウンターに向かう。「はい、分かりました。お会計一万二千円となります。」店員さんもマニュアル通りの接客でりうむに対応した。…この後が運命の分岐点だった。りうむは、店員さんに代金を支払う際、奇妙な事を言われた。「ところでお客様、貴方は他のお客様よりも輝かしい目をして居られますね。このブレスレットを買うの、"夢"だったのですか?」りうむは堂々と答えた。「はい!一年前、このブレスレットを見て何が何でも買いたいと思って、けど思いの外高かったからお手伝いとか沢山してお小遣い貯めてやっと買えたんです!」「そうでしたか。では、貴方にはこちらも差し上げます。」なんと、ブレスレットを渡される際、地図を持たされたのだ。その後、「今貴方がお買い上げになられたドリームピース、通称「ドリピス」はこの地図に書かれている場所にある「ドリーミア」と言う世界に行く為の鍵となっております。是非とも貴方には、ドリーミアで夢を堪能して頂けたらと思います。」と言われた。りうむは不思議に思いながら、「わ、分かりました!行ってみます!ありがとうございました!」そう言ってお店を出た。そうして、一応地図に書いてある場所に向かった。しかし、そこは町の大広場であった。「…?ここに何かあるのかな?」しかし、地図を見直すと、こう言う事も書いてあった。「噴水にドリームピースをかざして下さい」その通りに噴水にドリピスをかざした瞬間、噴水から出た光にりうむは包まれていた。その光の眩しさに、りうむは思わず目をつぶっていた。少し時間が経ち、謎の光が消え、次りうむが目を開けたら、不思議な世界、__ドリーミアに立っていた。
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