学校に遅刻しまっくたら裏で世界守る人になったんですが!?

@heso217

第1話

こんちゃっ!ウチ、神屋アカネ!

何かいろんな事があって世界守ってます!

そんなウチの世界守るまでを見て見て〜!

_________________________________________


やっやば〜〜〜!

今中2のウチはガチで遅刻しそうになっちゃった!

何でかって?

昨日スマホ見すぎたからだよ…!

「もう朝ご飯なんて食べなくていいや!」

朝ご飯なんて食べる暇もなく家を出て行く。そっから学校に猛ダッシュ!

家近くて良かったよ〜!

「ハァ…ハァ…。ま、間に合うかな…!」

家こんなに近いのに〜。自分の体力のなさにびっくりだよ〜!

「やっやっと、やっと学校だ!」

こんなに学校に到着して嬉しいのは初めてかもしれないっ…!

「今何時っ?」

校則違反の腕時計を見たら…。

「8時1分〜〜!?」

そそそそんな〜!全力で走ったのに〜!

あっ!ちな8時からが遅刻ね〜。

なんて、のんきに言ってる暇はない!

こうなったら何とか1時間目には間に合わないと…!正門をくぐりながらそう思った


「はぁーっ…これで10回目だよ〜…」

階段を上りながら呟いた。

確か遅刻10回ペナルティーだったよね…!

怖っ!オバケとか全然平気なのに〜!

それより怖いのは、ペナルティーの内容が生徒手帳に書いてないこと!

もし、ペナルティーが(死)とかだったらどうしよ…!

「そんなの絶対嫌〜‼」

ウチの虚しい叫びが廊下いっぱいに響き渡った。


〜1時間目〜

「規律!始めます!着席!」

どうしよ!もう1時間目始まっちゃった!?

「おはようございます!1時間目ギリセーフ…!?」

何とか間に合ったかな…?

「アハハハハハ!」

え、なんで笑われてるの?

「残念。アカネ、1時間目は今始まったぞ。」

先生の言葉でウチは膝から崩れ落ちた。

絶望だよ〜!

ま、まあ、1時間目に間に合っても遅刻って事実は変わんないしっ…!

別にいいもんね〜。

ほんとは間に合いたかったけど。

「で、ペナルティーは何ですか?」

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