第4話フリーマーケットのワイングラス

 しょうがっこうの こうていを りようして ちいきのフリーマーケットが かいさいされた かていにある ふようひんを うるのが げんていで ふるぎや こものが おおいなか つかわない しょっきるいを ならべる

ものもいた

 ケンタは なにかほりだしものは ないかと こまかく みてあるいたが とくに めをひくものもなく かえろうとしたとき 1つのワイングラスが めにとまった なんのへんてつもない ワイングラスだが とてもかるい ガラスでこのかるさは めずらしかった

ケンタ「これ いくら?」

ケンタがうりてにきくと 

「1200えんなら うるよ」

という 

ケンタ「1000えんじゃ ダメ?」

「じゃ〜 1500えん」

ケンタ「なんで あがるの?うりたくないの」

「1200えんのを1000えんでかえば200えんのオマケ 1500えんのを1200えんであえは 300えんのオマケ どっちがイイ?」

ケンタ「わかったよ はい 1200えん」

ケンタは しんぶんしに つつんでもらった ワイングラスを バックにいれた 

 ケンタは30さいを すぎている どくしん ひとりぐらし システムエンジニアとして えいぞうさくひんに たずさわる 

 ケンタはへやにもどると かってきたワイングラスを ていねいにあらい リビングのテーブルにおいた リビングダイニングとしんしつ しごとべやに せまいがクローゼットもあり それなりのやちんもする ひとりぐらしだから できるぜいたくともいえた

 れいぞうこから つまみのかまぼこと ひえたにほんしゅをはこび テーブルにおく ワイングラスににほんしゅをそそぎ まるで しろワインのように いろみをみて くちにはこんだ

 テレビでアガサ・クリスティさくのドラマをみながら ゆっくりと さけをあじわう 

 いちどにグラスにつぐ さけのりょうは つねに グラスのはんぶんである ひとくちのんでは つまみをひとくち このペースをみださない 4はいめをついで ケンタはさけを れいぞうこに しまった

 のこりのさけを たのしむように かまぼこを くちでかみながら ゆっくりとワイングラスのガラスごしに さけをすかしてみる・・・なにかがみえた テレビのえいぞうとは べつに ひとかげのようなものが・・・

 ケンタはいろいろなかくどで みたが みえるのは ワイングラスのガラスごしに みたときだけである 

 よくみていると それは ハダカのしょうじょであった シロイかみにシロイはだ そしてシロイひとみ ケンタは ふしぎそうに みている 

ケンタ「いつもより よったようだ」

ケンタはワイングラスをテーブルにおき そのまま のまずに かまぼこをくちにした そして さけをのまずに ソファーで ねむりについた

 だれかが じぶんにふれている かんしょくで ケンタはめをさました みると めのまえに ひとがいる 

ギクリッとして みがまえてよくみると それは ワイングラスごしににた あの しょうじょであった ハダカでケンタのまえにたっている

ケンタ「おまえは だれだ? どこから はいった?」

しょうじょが あたまのなかに かたりかけてくる

(おまえは わたしに みりょくを かんじないの?)

ケンタ「おんなに きょうみはない おまえは だれだ」

(・・・つまらん えものだ)

しょうじょの すがたはきえた ケンタは ワイングラスをみた もう しょうじょは うつらない ケンタはワイングラスの のこりのさけを ながしにすてると しょっきあらいきに かまぼこのさらといっしょに セットして あらいにかけた

 あらいおわると かまぼこのさらは あるのに ワイングラスは きえていた しょっきあらいきの どこにも はへんはなく こおりがとけて なくなるように きえてしまった

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