ぼくの戦い、みんなの戦い
@NN-
第1話
突然だけど、今これを読んでいる君はサッカーが好き?嫌い?
僕はサッカーが大好きだ。これはそんな僕がプロサッカー選手になるまでの物語。
僕は5年2組坂田蹴人。勉強普通、サッカーが大好きで、少しゲームも好きなどこにでもいる普通の小学生だ。今日も校庭でサッカーの練習。
「今日も11月にある大会に向けて頑張るぞ。」
そう張り切って練習を始めようとした時、裏門からコーチの桜橋さんが大声を上げた。
「今度の大会チームが足りなくなって辞退した学校が6校。悪天候で中止になった学校4校で、決勝からになるぞ。」
僕はこれを聞いてコーチに質問しに行った。
「コーチ、それって勝てばプロサッカー選手になれるって言うことですよね?」
「あぁそうだぞ。」
コーチがそううなずいた。
「やったー‼」
これは僕の夢を叶える。二度と来ないビックチャンス。一世一代のチャンスとはこのことだ。これは僕の戦い、みんなの戦いだ。
こうしていつもの日常をかれこれ1ヵ月続けて―――――
ー―――大会、いや僕とみんなの戦いの当日、午前6時21分。試合開始まで39分。僕は静まり返った運動場に1人で立っている。何も考えずに。
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