高校生が静謐な美しさで綴った切実な純文学への衝動

スマホで読みましたが、スクロールする指が止まりませんでした。

書かねばならぬ切実さが画面からほとばしるようでした。

美しい表現と技巧が描き出す、世界のどこかにある静謐さ。
高校生、否、新川さんだからこそ描き出せたのだと思います。

魂のない長文をカクヨムに垂れ流すユーザーがあふれる中において、新川さんの作品は水面に映る月光のようでした。