人の子心、竜と魔性の親心
鈴懸
第1話 ユウエン
「その
戦争で両親を目の前で殺された。
その言葉だけを
ここは東の大陸の
僕を助けてくれた人たちが居る城。
ここに来るまでに三年かかった。
あの人たちはまだここに居るのだろうか?
会えるのだろうか?
「
一般開放している城の西側の担当警備隊員が
「多分? 客?」
「それが、子供なのですが。
それに
隊員が頭をポリポリと
「それ、オレと
西門に行くと八歳ぐらいの男の子が待っていた。
男の子は
「あ、あの…僕、以前あなたに助けていただいて。
えっと、会いたくて、あの、お礼も言いたくて…」
男の子は
「ちょっと、待て。落ち着け、ボウズ」
「お前、名前は? いつオレに会った?」
「あ… 名前はユウエンと言います。
三年前に北方の地で
それで竜のお姫様とケンカになって…」
ユウエンと名乗った男の子は話した。
「あー、あの時の子供か⁉」
戦場で親を殺され
単独行動をして
言い合いの
落ち着かせるために
あの時に助けた子供だというのか?
「あの、僕、あなたの下で働きたいです。何でもします。
ユウエンは訴える。
「確かあの時、
あそこ、ここからかなりの距離があるぞ?」
「王様の城を
いろいろしましたけど、悪いことはしていません」
ユウエンが言い切る。
「いや、働かせろと言われても困ったな。オレにそんな
ユウエンの
「ボウズ、
「オウミ。何かこいつに
「あら、
オウミがにこやかに
「オレと
オウミは
「うわ!
ユウエンは目を輝かせ料理を見ている。
「どうぞ。お口に合うかしらね」
オウミが
ユウエンはすべて
ユウエンが食事中、
「
オウミは当たり前のことを言う。
「あ、やっぱり? また
「もう、
オウミは
「仕方ないなー」
と
人の子心、竜と魔性の親心 鈴懸 @yoshinagi
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