02 章構成 第1部 図書館の魔女と精霊使い



〇第1部 

(第1章)

 01 フェネリーという少女

 土地が枯れ、緑が失われている世界。

 その世界にフェネリーという十歳の少女がいた。

 短くまとめた青い髪に、澄んだ湖のような水色の瞳の子供だ。


 02 登校

 フェネリーは唯一の家族である姉に見送られて登校する。

 向かうのは魔法学校。

 授業料は高額で、フェネリーの家はそれほど裕福ではない。

 しかし、姉が仕事をかけもちして稼いだお金で、フェネリーは勉強できている。


 03 授業

 魔法を身に着ければ将来は安定し、暮らしがぐんと楽になる。

 そのために、多少無茶をしてでも子供を魔法学校に入れる親は多かった。

 フェネリーは姉に感謝し、できるだけ良い成績を残したいと考えていた。


 03 落ちこぼれ

 しかしフェネリーは魔法の才能がなく、成績が悪かった。

 落ちこぼれとしてクラスメイトからからかわれる毎日を過ごしている。


 04 ぼっちなお昼

 そんなフェネリーは、落ちこぼれという評価と、人見知りという性格のせいで、友達がいない。

 そのため、お昼はいつも中庭のベンチで寂しく一人で食べているのだった。

 姉の弁当を口にしながらフェネリーが見つめるのは図書館。

 そこには、小さな魔女が住み着くという噂があった。

 魔女だったら友達になってくれるかな。

 フェネリーはそんなことを考える。


 05 帰路

  フェネリーは家に帰る。


 06 街の人たちの話「枯れる世界について」

  その途中で人々の話を聞く。世界中の植物が枯れている。困った。


 07 忘れ物取りに行かなくちゃ

   あ、ノート忘れてた。宿題できない。


 08 校内の不気味な雰囲気

   戻ったらなんか雰囲気おかしい。精霊使いの才能の片りん?


 09 魔物遭遇で息絶え絶え

   魔物(人類の敵)に襲われた。逃げる!


 10 魔女との出会い

   ちっこい魔女の女の子に助けられた。名前はクウ。


(第2章)

 11 図書館へ

   翌日フェネリーはクウに会いに行く。


 12 お礼のお菓子

   お姉ちゃんに頼んでおかし作ってもらった。


 13 正直な感想「虐められてるんでしょ」

   お菓子美味しい。けど、フェネリーに発言するクウ。

   たまに見てた。いじめられてるとこ。


 14 すごい魔法と、すごい知識=君はいったい誰?

   クウは歴史のいろんな知識を披露。フェネリーは疑問に思う。


 15 お礼のお菓子のお礼

   気分が乗ったからお礼をしてあげるわ。お菓子もおいしかったし。


 16 弟子にしてあげてもいいわ

   私の弟子にしてあげる。


 17 友達じゃないのかぁ

   友達よりも価値のある事なのよ。


 18 落ちこぼれ脱却計画

   落ちこぼれって言われないようにしてあげる。


 19 フェネリーの才能なにかな

   調べ中。


 20 精霊使いでした

   精霊使いは珍しいから。重宝されるわよ。極めれば。


(第3章)

 21 精霊力を増やそう

   精霊力を増やすには集中力を高める。あと心を強くする。


 22 精霊の姿が見えるようになろう

   気配を掴むために目隠しで歩きなさい。「ふぇぇ泣」


 23 精霊と意思疎通しよう

   じっと目を見て耳を傾ければ聞こえてくるはず。


 24 初級精霊使い試験に向けて

   必要な知識を詰め込もう。


 25 図書館でお勉強毎日

   すごく頭つかれる。


 26 試験本番

   試験の日がやってきた。

   通ってる学校が会場だから、少し助かる。


 27 遅れそう

   道端で困ってる人が!


 28 何とか間に合ったけど時間が削れた

   急いで問題とかなくちゃ!


 29 合格発表

   合格した。やった。


 30 師匠からのプレゼント

   クウちゃんからローブをもらった。


(第4章)

 31 魔女捜索班

   魔女を探しているものたち。世界の平和のため。


 32 サーチにひっかかった

   魔物を操って各地を捜索。学園で反応あり。


 33 潜入捜査へ

   組織の中の一人が潜入することに。


 34 転校生アプリコット

   転校生を紹介するわ。もう秋だけど。


 35 お友達になろう「やった友達できた!」

   アプリコットは爆速でフェネリーに近づく。


 36 「友達できたよ!」なぜか不機嫌な師匠

   フェネリー「クウちゃん聞いて! 友達ができたんだよ」

   クウ「ふーん、あっそう」


 37 校外学習

   学校の外で授業。

   いつもと違う環境で魔法を使ってみよう。

   あと、先日の暴風で木が倒れたので、その片づけを魔法で手伝い。


 38 魔物との遭遇

   なんでまた!

   ほかの生徒たち逃げ惑う。


 39 野良精霊と力を合わせて

   このままじゃ誰かケガしちゃうかも。助けなくちゃ!


 40 皆の人気者?フェネリー

   フェネリーちゃんっていつのまにそんな力をつけたの?


(第5章)

 41 図書館にやってきたアプリコット

   転校生の少女、魔女を探して。


 42 相性の良くない友達と師匠と板挟みな僕

   クウを見つけた。クウは警戒。状況に気づいていないフェネリー。


 43 もうすぐ文化祭だね

   話をそらすために話題に。


 44 文化祭準備

   準備着々行ってる。フェネリーのクラスはお化け屋敷。


 45 お姉ちゃんに招待状

   家に帰って、渡す。


 46 去年はすぐに渡してくれなかったのに

   だって虐められてから、なんて言えない。


 47 何かいいことあった?

   友達できたから。


 48 文化祭準備

   お化け苦手。アプリコットの作る魔物の像。本物みたいだね。


 49 文化祭当日

   やってきた当日。


 50 図書館引きこもり状態の師匠

   クウちゃんも一緒に見て回ろうよ。来賓の人とか保護者の人とかいるから目立たないよ。「いやよ」


 51 祭りの裏側で、魔物と、魔女捜索班と、魔女と

   フェネリーの知らないところでバチバチ。


 52 師匠とのお別れ

   クウがフェネリーのもとにお別れを言いに来た。落ちこぼれの面倒なんてうんざりしていたのよね。恩があるからしぶしぶ付き合ってあげただけ。


(第6章)

 53 クゥの宝箱みつけた

   ショックを受けて数日のフェネリー。図書館にて。

   フェネリーがあげたものが宝箱に丁寧に入ってる。


 54 きっとあの言葉は、本心じゃないはず

   クウちゃんは優しい子。友達!


 55 友達を助けに行きたい

   きっと心細い思いをしてるに違いない!


 56 絶対に無理だと分かっているのに行くの?

   アプリコットからの説明タイム。クウちゃんがいなくなった原因だった。


 57 VSアプリコット

   落ちこぼれで力になれないかもしれないけど、友達のそばにいきたいから。

   負けたアプリコットがクウの居場所を教えてくれる。アイスブルー監獄にいる。


 58 厳しい旅路

   お姉ちゃんに黙って旅したく。

   そして朝早くに出発。で、色々トラブル。


 59 魔物に追いかけれて逃げ込んだ先

   魔物怖い!


 60 未踏の遺跡

   こんなところに地図に載ってない遺跡が。地面に埋まってるスイッチをぽちっとな。ごごごごご。


 61 悪口たくさんの幻影試練

   どうやら幻が意地悪なことをいってくる遺跡らしい。

   遺跡は試練をクリアしたら、便利な宝物とか奥でゲットできる。


 62 遺跡の最奥にたどり着いて

   透明になる道具をゲット。


 63 試練クリア

   ちょっと自信ついたかも。


 64 大精霊との出会い

   まさかあなたが遺跡をクリアしたんですか?随分とおちいさい方ですね。


 65 遺跡の試練をクリアできる人を待っていたんです

   私、姉さまを探してて。


 66 願いを叶えてくれるパートナーを見つけるために

   一緒に旅をしてくれる人が欲しかったんです。


 67 大精霊スフィア

   自己紹介タイム。


(第7章)

 68 アイスブルー監獄へ

   自分が住んでいる国の中の一番厳重な監獄。


 69 透明になって潜入

   遺跡でゲットしたものを活用。


 70 クゥちゃん説得中

   何とかたどり着いた。一緒に出ようよ。「お断りよ」


 71 見つかっちゃった

   監獄の人たちに見つかっちゃった。


 72 魔女の子守歌

   クウちゃんが何かを思い出したみたい。歌を歌えば状況を逆転できるって。

   友達だもん、信じて時間をかせがなくちゃ。


 73 枯れた大地の再生

   緑の少ない大地に活力がみなぎる!

   クウは解放された。


 74 一度故郷に戻って

   遺跡を開放するという仕事があるけど、まずはお姉ちゃんが心配してるから。

   

 75 夢に向かっての旅立ち

   友達と一緒なら怖くない!


〇番外編 新米精霊使いの旅路

 01 医療の国へ

   医療技術が発達した国へ入る。


 02 遺跡で負った怪我を治す

   前日遺跡の試練でひどい目にあったから。


 03 とても気が散りながら歩いている人

   ねぇクウちゃん、あそこに変な人がいるよ。


 04 電柱にぶつかって気絶したので

   放っておくわけにはいかないよね。

   名刺を見て住所におとどけ。


 05 送り届けてあげたらお礼された

   人は美味しい食べ物を上げると喜ぶ。

   対人関係が壊滅している私がコミュニケーションで学んだ貴重な話です。


 06 高級食材美味しい

   蟹っぽい食べ物。


 07 凄腕の薬剤師の治療

   すごい人だったんだ。


 08 薬草を貰って出国

   薬ありがとうございます。


〇番外編 アプリコットその後

 01 アプリコットの故郷

   故郷に帰ったけど。


 02 お給料ない

   生活するためと、土地がやせている故郷のために。


 03 何か割の良い仕事を探したい

   お仕事ないかな。冒険者のお仕事斡旋所てきな。


 04 なぜか物凄く料金が高い護衛の仕事

   あやしい。


 05 なぜか物凄く難易度の高い護衛の仕事

   あやしい。


 06 背に腹は代えられないので

   お財布の中がさみしいので。


 07 依頼人が王子だった

   アプリコットはたまげた。


 08 仕事はやっぱりハードだった

   ですよねという心境になった。


 09 アトラ王子の護衛としてスカウトしてもらえた

   でも仕事ぶりは評価されて、次のお仕事もゲットできた。


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