時空乃香菜梅

つばき

【第十四話】アリスと夕日 【第十五話】時空国の姫

アリスと夕日


僕は涼宮夕日、社会人だ。

僕は毎日いつものように仕事をし、休日は外に出かけ、蓮花というチームの踊りの練習をしたりして楽しい充実な日々を過ごしていた。

だがそんな日は長くは続かなかった。突然嵐がおこり、各地で地震がおきて大変な状態でした。 空からは黒いかけらが落ちてきた。

伸多郎は俺に問いかけた。

「夕日、あの空から降ってくる欠片はなんなんだ。それに胸が苦しい、息ができないくらいだ。

皆もそう言っている。地面の揺れも止まらない。教えてくれ」

「あれはアルテミス呪だ」

「アルテミス呪ってなんなんだ」伸多郎は彼に尋ねました。

「昔、父と母に聞いたことがある。この宇宙と地球の間に時空国がそんざいすると。

その時空国はセイヌス国というくにらしくて。美しい国みたいだ。王はこの地上にいた

旭という男らしい。もう一度もこの地に帰っていないが、王になったのではないかって親はいつもいっていた。

噂だがな。その噂は時空国が時空の力で伝えてくれてるんだ。毎年、その時空国の光りの欠片がお祭りで落とされるんだ。俺らが踊りで舞をしているときに。毎年、八月の祭りの日にだが。

けど一部のひとしか知らないんだ。だがこの話は嘘ではないんだ」

「ああそうだな。俺も祭りでお前と舞をしたとき、降ってくるのみたことあるから。じゃあ今降ってる

欠片は黒いがなんなんだ」

「あれはアルテミス呪のかたまりのかけらだ。時空から降ってきている。

降ってくる理由はかつて初代王サファリがこの地上を時空の闇、ダーラの力で支配していたんだ。

どうしてしていたかというと旭の妻、クラインの両親がアルテミス・サファリ王に塔に閉じ込められ

封印されていたんだ。クラインの母が罪を犯したと思い込み、その罪を娘のクラインに責任を取らせたんだ。

だがクラインが旭を時空国に連れてきた瞬間、時空国に変化が起きたんだ」

「変化って?」

「旭が時空乃神から時空の神の力を信託し、その力でダーラの呪を封じ込めたからサファリが

犯したことが間違えであるということが分かったんだ。クラインの両親は闇の力からから解放され

目覚めた。そしてサファリはクラインの叔母、ゼウスに処刑され、この世から姿消えて、この地上と時空国セイヌス国はゆがみと闇からすくわれたんだが、サファリは一族に恨みを持ち、怨念としてアルテミス呪となり

蘇ったときいている。そのアルテミス呪がいま宇宙の時空国のすぐそばにあり、その力がこの地上に欠片となり降ってきてるんだ」 「そうだとしてもお前の力ではなんとかならないのか」夕日は黒い欠片をどうにかする方法を考えていた。 そのとき、空が暗くなり、青い雨が降った。人間は雨だと思い、傘をさす等をする。僕は雨だと思い傘をさした。だが雨は止み、風が吹き、花ビラが降ってきた次の瞬間、今度は光が大量に落ちてきて地面が揺れた。

僕は傘を閉じ、走っていくと道路の横断歩道の真ん中に白いドレスを着て、靴は白いヒール靴を履いていて、髪の長い少女が手を広げ舞っていた。

僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。

僕が、見上げた空に巫女がいたその巫女は子供の頃、読んでもらった絵本にでてこなかった巫女だった。

彼女は、時空国の安定のため地上に舞い降り、時空の魔術を唱えた。

「ここが地球ね。さあこれで時空国が救える。さあ闇の力の源となる珠よ。汝、時空の巫女、アリスの命に答え。闇を解き放ちたまえ。

ダークオルフェード!」バン

闇が空から落とされた。闇が解き放たれた瞬間、人々は倒れた。彼女が放った闇が地上に住む人々の体に入ったからである。人々の苦しい声が空に聞えた。その瞬間、時空国のゆがみは収まった。アリスは手を広げ笑った。

「やったわ。お父様。時空国を守ったわ。これでゆがみも収まった」夕日は仲間が闇に侵され倒れた瞬間ををた。彼は仲間に駆け寄った。

「おい。しっかりしろ。伸多郎。」

「夕日、俺はもう助からない」

「大丈夫だ。そうだこれを付けろ。光のペンダントだ。少しは体の呪詛を浄化できるはずだ」

「ありがとう」

夕日は頷き、伸多郎に光のペンダントを付けた。その瞬間、彼の体は浄化されて言った。

「これでひとまず。どうにかなる。俺はあの闇をとめてくる。ここにいろ。きっと何とかするから」伸多郎は頷き、眠った。夕日は北北西の方向へ向かった。演舞に着る衣装をまとって。

そして彼は北北西の町にたどり着いた。空を見上げると巫女が笑いながら待っていた。

僕は驚いた、彼女の周りをみるとたくさんの町の人が死んでいた。

物すべて別の建物、景色に変わっていた。

「君が殺したの?」僕は彼女に尋ねた。

彼女は答えた。

「私が殺した。」

彼女は笑っていた。

「なぜみんな殺した。僕は、今どこにいる。」

「なぜってそれが私の仕事だから…私はここを滅ぼし変える。だから私は空からこの地に来たの。あなたがいる場所は過去の世界。

私は未来の世界を過去に変えただけ。だから人も建物も変わる。素晴らしいと思わない?夕日は叫んだ。

「お前か。俺の仲間やこの世界の人を闇に染めたのは」彼女は地上に舞い降りて言いました。

「そうよ」

「なぜそんなことをした。」

「我が国を救うためよ。」

「そんなことはしてはいけない。誰の命でしている?」夕日は尋ねました。彼女は言った。

「私の父よ。父はかつて人でした。ですが私の母、クラインのご両親が亡き、アルテミス叔父様の命で塔に閉じ込められていたので

す。お母さまは両親を助けるため、この世界を救うため私の父を連れてきたのっです。父は王になり、この世界と時空国を救ったわ。けどそれも長く続かなかったの。ゆがみはいまも続いてる。ゼウスの力でも試したわ。時空国の力でもでも時空のゆがみは収まらなかった。原因はわからない。だから父は一度この世界をリセットし、新たにゼウスの光りと、時空の力でこの世界を救おうと考えたの。

私はそれを成し遂げるためにきた。この世界と時空のために」

「それは間違っている」

「なぜ?」

彼女は夕日に尋ねました。

夕日は彼女に告げました。

「この世は仏性で備わっている。人の心にも。巫女、動物にも仏性がある。自然にも。 この仏性は、エネルギーの源であり、宇宙と地球の間に存在する。私達には見えないが。それを時空という。だから我々は地上からで

ることができない。その時空は君らのことを さしているんだ。俺もその一人である。ここを支配する代わりに自分を連れて行ってください」「彼女はその言葉に惚れた。彼女は尋ねた。

「そうすればあなたは記憶もすべてなくし、ただの時空王になるのよ。それでいいの」

「ああ。この世界と君が救えるなら構わない」

彼女はその言葉を受け止めた。そして彼を抱きし、告げた。

「あなたの言葉を信じ、あなたを連れて行きましょう」

彼は頷いた。二人は抱き合い、空へと消えた。その瞬間、時空国は光った。そして地球にも光が放たれた。

彼女の涙は彼の言葉により消えた。

やがて彼女は彼の前に舞い降りた。

「あなたの気持ちは理解しました。ではあなたをもらいます。あなたの愛を受け入れます。私と共に参りましょう。」彼は頷き、彼女の手を握った。彼は少女と空に上がった。

「私もあなたが好き、あなたと共にありたいと思っているわ。あなたの忠誠心好きよ。私を止めてくれてありがとう。最後に聞かせて、あなたの名前を。」彼は言った。

「俺は涼宮夕日だ。君の名は?」

「セイヌス・アリスよ。アリスと呼んで、夕日。」

「ああ。よろしく。私のアリス。」アリスは微笑み彼に靠れた。

二人は口づけをしながら空へと消えた。その瞬間、彼の世界はもとの世界に戻り、人々から彼の存在は消えた。

これが時空のすべての始まりである。

第十五話【時空国の姫 】

私達は時空家の二階に辿り着いた。辿り着いた瞬間、願い主が現れた。

「よくここまで辿り着けたわね。けどこの先は行かせるわけにはいかないわ。香菜梅、あなたはこの世界で暮らし、このセイランと一

つになり、この地を破壊するのだ。そして時空の女王となり、浩雪という青年と幸せな楽園で暮らすのよ。」

「断る。私はあんたを倒し、時空の扉に行く。そして未来に帰る。」

「帰っても無意味よ。幸せにはなれない。」亜由美はセイランに言った。


「セイラン。お前の考えは間違っている。俺は一度時空間で貴様と何年も戦ってきたが貴様には感情もない。夢もない。だから支配することしかできない。だから俺達の気持ちがわからないかもしれない。けど人にはみんな人生が違う。幸せになる道はたくさんある。


53けど時空に住む時空村の人には感情もない。」

「あなたの言い分は時空家の考えと違うようね。哀れな人間ね。あなたも仲間達も。なら私が正してあげましょう。」セイランは羽を広げ、手を広げ、呪文を唱えた。

「時よ。私の願いを叶えよ。精霊光。」

ピカー

セイランの体から光が解き放たれた。その瞬間、光が時空の空中から解き放たれた。

時空の光は私達に攻撃を仕掛けてきた。

「みんな行くぞ。」

亜由美は時空の呪文を唱えた。

「時空の力よ。我が糧となり時空の邪悪な力を破壊したまえ。時空光ソード!」亜由美が放った光はセイランの力とぶつかり合った。

「今だ。浩雪。」

「おう。彼方の光よ。大地と共に古の闇を浄化したまえ。」

「キュウキュウジョリツジョウ!」

浩雪の陰陽術は亜由美の力と共にセイランを闇から光に解き放った。

「あー、なんて。そんな力でこの時空家の巫女が死ぬわけないでしょ。」

セイランは笑って時空の粉となり消えた。だがその粉は私達に襲い掛かってきた。

バンバン

「なにこれ。」

亜由美は危機に陥った。

「任せろ。禁!」

浩雪は亜由美と自分を結界で守ろうとした。しかし、時空粉は結界をすり抜けようとした。

「くっ、なんて強さだ。結界をすり抜けようとしてる。この結界も長く持たない。」

「私に任せて。古の精よ。汝に応えコアの闇を打ち砕きたまえ。ライト―!」香菜梅が放った光は時空の粉を貫いた。

時空の粉は苦しみだした。

「あー」

「今よ。お姉ちゃん。」

「うん。古の光よ。砕かれた悪しき闇を人の姿に変え、浄化したまえ。精霊フラワーライト。」紗綾が放った光は砕かれた時空の光を包み込んだ。その瞬間、粉は人の姿に戻った。

セイランは苦しみ、叫び出した。

「あー苦しい。だがまだ終わるわけにはいかぬ。時空破壊精霊光!」セイランは最後の力を振り絞り、破壊の力を解き放った。

「なら私が食い止める。光波紅フラワー」

紗綾は光の花の力でセイランの破壊の力を浄化した。だが浄化したセイランの力は復活した。セイランの力は紗綾に襲いいかかった。

「そんな。私の力が効かないなんて。このままじゃ私死んじゃう。どうすればいいの。」紗綾は涙を流しながらセイランの力を見つめた。

「危ない。紗綾!食らえ。燃えつき、子の歌声よ。灯せ、歌え、光よ。悪しき亡国の闇を祓いたまえ。はー」友也は、紗綾の前に立ち、剣を突き、光の神の力を放ちながら舞をした。

その瞬間、セイランの力は消えた。

「今だ。三保さん、日登美さん。」

「うん。聖なる光よ。汝の理により、古の光を解き放ちたまえ。光光精霊イルーション。」

日登美は光の精の力を解き放った。その力はセイランの体を包み込んだ。その瞬間、セイランはまた再生しようとした。

「させない。食らえ。時空青龍、朱雀ソード!」

三保は再生しようとしているセイランを神の剣で切り裂いた。

その瞬間、空が光った。セイランは消滅し、光となった。

光となったセイランは亜由美達に告げた。

「この時空家の巫女を倒したことを祝福しよう。そなたらの力は以前戦った頃より強くなっています。私も驚きました。あなた方はもしかすると未来に戻ることができるかもしれない。ですがこの先は私より強い時空家が存在します。そこには私の父もいます。人ではあるが強いお方です。気をつけてください。あなた達の旅に祝福を。」セイランは時空の結晶となり消えた。

「行こう。みんな」

私達は階段を上るとスーツを着た。

金髪の長い髪をした男が立っていた。その男は腰に剣を身に着けていた。 「おやおや、これは、これは敵が勢ぞろいだ。君たちが無事だということは我が主が君たちに負けたということだ。なら私が仇を撃たねばならないようだね。この使い魔エリアスが君たちを時空の地獄に葬ってやろう。」エリアスは剣を抜き呪文を唱えた。

「我が剣よ。悪しき古の者どもを時空の闇に葬れ。天界時空呪縛ソード!」天界から千本の剣が現れた。

「打ち砕け!はー」

エリアスが放った千本の剣が私達に襲いかかった。

「こんなところで死ぬわけいかない。聖なる光よいにしえの籠の光りで悪しき刃を

打ち砕け!はー」

亜由美が放った時空の光はエリアスの力を打ち砕いた。だがエリアスの力は亜由美の力を打ち砕き亜由美に襲い掛かろうとした。

「くっ」

「残念だが貴様の時空の光は、私は聞かぬのだよ。私に聞くものは何もない。

私は神に近い存在である。貴様らが地獄のはてまで行こうとしてるのはわかる。だが私には

何一つ。聞かないのさ。私は千年も生きてるから。死ぬのは貴様らだ。ははは」

「そうわさせないぞ。エリアス彼女を殺させるわけにはいかない。聖なる闇よ。いまこそ時空の 光を破壊せよ。」

浩雪が放った闇の光はエリアスの力を切り裂き、傷を負った。エリアスの腕、首は消えた。

「助かった。浩雪ありがとう。」

「ああだが切った感じがしない。なぜだ。」

「それは私が死んで内からっだ。」エリアスは立っていた。

「どういうことだ。」

浩雪と亜由美は驚いた。エリアスは言った。

「驚いきだろう。私が生きてることに。一つ忠告しておこう。私は首や腕、そして体、足、すべてを切

っても死なぬ。さっきも言ったろ。私には時空の力も通用しないと。」

「くっ鬼だ。」

「そう私は時空の鬼ともいわれている。だが残念だ。君たちをここから行かせないように頼まれていてな。残念だが残ってくれるか。そうすれば命は助けてやろう。ただではない。私に従い、私の配下になることだ。この時空の呪詛を飲んでな。人数分ある。 言い忘れていたがこの時空の血はアリス様の時空の血だ。君たちも我が一因となり香菜梅を時空家の一員とするのだ。」紗綾(さや)は剣を抜いた。

「残念だけどそういうわけにはいかないわ。いくわよ。友君」

「おう」

紗綾(さや)は剣を突き、呪文を唱えた。

「いにしえの光よ。彼方の星に百鬼夜行の光を解き放ちたまえ。颯花灯光烈婦!」光の炎がエリアスを包み込んだ。

「くっ聞かぬのに放つとは。だがこれはどうだ。破壊殺暗黒光雫烈風!」エリアスは紗綾の力を跳ね返した。

紗綾は傷を負った。

「くっ三保さん今よ。」

「わかった。食らえ。聖なる青龍よ。今こそ光を照らしたまえ。青龍アクア―ブルー バスター」

三保が放った青龍の光はエリアスの力を跳ね返した。その瞬間、エリアスの体は砕けた。

だがエリアスの体は再生しようとした。三保が光は彼に命中したが体はバラバラにいなり3体は三体に分裂された。

「奴の生きようとする意志が彼の通夜差なんだわ。日登美ちゃん今よ。私がバックアップするから感知術でエリアスの弱点を見抜いて。」香菜梅は指示した。「わかった。行くわよ。聖なる聖霊よ。

汝の命にしたがい古の闇の現況の姿を映し出したまえ。

精霊ライト!」

ピカ」

「見えたわ。心臓よ。分裂した体に心臓とつなぐ細胞があるわ。そこをたたいて心臓を切って。彼の心臓は時空の血でできてる。いまよ。香菜ちゃん、友也さん。」

「わかった。いくわよ。お兄ちゃん。」

「任せよ。」

香菜梅は頷き、術を唱えた。

「古の光の精よ。我が時を超え、我力となり旭蓮花ソード」

香菜梅は光りの旭と花の蓮花の力を使い。エリアスの肉体を切り出した。

エリアスは苦しみだした。

「わー私の体が痛い痛い。早く再生しなければ。再生ができない。体g一つに

ならない。なぜだ。そうか。三保という少女に体を切られたとき細胞を破壊されて

心臓にアリス様から頂いた血が流れないんだ。くっ体がもたない。再生が時間かかる。

間に合わない。私の心臓こい。早く。私の体に戻れ!」彼の心臓が動いた。

「お兄ちゃん今よ。」

「おう。」

友也は術を唱えた。

【呪文】

青龍の力よ。汝に答え竜の力を解き放て。清清青無添光!」青き光りが解き放たれた。

第二形態発動!聖なる紫月の巫女よ。汝に答え月の光を解き放て。そして誠のゆらめく光よ。風舞の力を解き放てはー」 友也が放った神の風、ゆらめく光、紫月の光は青龍の力と融合した。

そしてその力は友也の剣に宿った。

ピカピカ

友也は輝いた剣を握り、エリアスの心臓に走り、近づいた。

「いくぞ。エリアスこれが俺の神の力だ。食らえ。朝比奈温羅ソード!」友也はエリアの心臓を切り裂いた。

「何?私の心臓が破壊された。アリス様からいただいた命が消える。あー

助けてくれ!アリス様。あー」

彼もの心臓は粉々になり、液体化になった。そして、液体から涙があふれた。

「ああ私は彼女の顔すら見えず死ぬんだ。私は彼女をどう思っていたんだろう」少女の姿が見えた。

「あれは誰だ。」

「アリスよ。エリアス。私はあなたの初恋の人。」少女は液体になった彼に触れた。

「初恋…そうか君はあの幼きアリスか…」

「そうよ。あなたがみている私は切り裂かれた穴tの心臓が呼び起こした私。

あれは私の血だから。」

「そうか…」

「私はあなたを見てきたわ。ずーと」

「けど君は私より人間を選んだ。だから私は一人にした。」

「ごめんなさい。あなたをこんなふうにしたくてしたわけじゃないの。」

「わかってる。けど俺は寂しかった。隣にいてもただの付き人しかいられなかった。」「寂しい思いをさせてごめんね。でももう大丈夫。

この地は幼き私がささげた心臓。

私のもう一つの心臓は大人になった私にあるから大丈夫。これからはずーと一緒にいられるわ。」

「本当か」

「ええ。一緒に遠い、時空の世界に行こう。母さんも、父さんもそこにいるわ。一緒にしあわせになろう。エリアス」

「ああ。行こう」

少女は液体化したエリアスを吸収し、空へと消えた。

「消えた…あの少女はいったい何?」香菜梅は亜由美に尋ねた。

「おそらくアリスの力から生まれた幼きアリスの肉体だ。」

「どうして?やつは生きてるんだ。」浩雪は亜由美に尋ねた。

「詳しいことは知らないが幼き頃に儀式あげたんじゃないか。それで

旧型心臓が別の肉体に入り、新たな心臓が彼女の体に入った可能性がある。

詳しいことは知らないが」

「なるほど」 三保は言った。

「そうなると時空家にはまだ隠されたなぞがあるってことになるわ。」亜由美は言った。

「そうなるな。おそらくこれから戦う相手は時空王、セイニア、アリス王妃、時空王だが奴らには 何か秘密がある。それも踏まえて戦いに備えないといけない。傷の手当が終わり、少し休んだら

4階にいくぞ。いいな。」

香菜梅達は頷いた。私達は日登美の回復感知魔法で治療した。そして休息をはじめた。

一方、セイニアは時空戦争の状況に気付いていた。「マリーレイビスです。報告したいことがあります。お嬢様。」

「なんだ。」

セイニアはレイビスに尋ねた。

「兵士全滅。時空家の姫・セイヌス・セイラン死去、使い魔エリアス、行方不明」 「お姉さまも。兵士も死んだだと。エリアスはどこに消えた。」

「わかりません。ですが切り裂かれたという情報を天界から聞きました。

エリアスはアリス様の幼き魂に連れていかれたと。」

「なんということだ。もはよ私しかいないようだ。レイビス姉の仇は必ずとる。

時空魔法呪印をここにはるぞ。準備せよ。」

「はい。」

レイビスは呪印の準備を完成させた。

「準備ができました。」

「では始めよ。我が名はセイニア・。時空の神よ。汝に光を与え、今こそ神の光を我に与えよ。

ライト精霊天空精錬!」

ピカ

呪文刻印から時空杖が現れ、巫女が現れた。

「我は、サイレント精霊巫女。ルシファーマリアと申します。主セイニア様。

なんなりと明示ください。」

「マリア。我は主セイニアである。時が来た。邪悪な時空当罰部隊亜由美達、そして我らの道具乃香菜梅を破壊共するぞ。」

「仰せのままに」

「レイビス。私のサポートを頼む。」

「はい。」

セイニアは手を広げた。

「さあはじめよう。私と時空戦争を。」続く




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