第12話 きっと…友に会える日が来るさ…
何年か時は経ちました。アイはまだ許してくれません。ヒトは待ち続けてます…。
十年後、千葉県の小さな家に青年Aは帰ってきた。そこには、元女学生Aがエプロンをして家事をしていた。
二人がチラッと見たその先には幼い小さな女の子が絵本を見てニヤけていた。
青年A「ただいまー!」
女の子「おかえりー!パパー!」
元女学生A「じゃあ、買い物へ行ってきます!面倒見てちょうだいね!」
青年A「ヘーイ!任せてー!」
元女学生Aはエプロンをしたまま買物カゴを持って出ていった。
しばらくしたら、女の子は絵本を閉じていった。
女の子「パパとママはどう出会ったの?」
青年Aは渋い顔をして大きな長い溜息をついた後、しばらく沈黙をしてから、ようやく口を開けた。
青年A「いい出会いだと良かったけどぉ…オレらのは最悪だったな…。」
コレも平和と名をつければ平和です。
紛争ゆえの悲しい話といえば………
そういうこともできるかもしれません…。
アイとヒト 玄考(Kurotaka) @Kurotaka19730425
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