第2話 シュールレアリスムとか

意味を手放した直観的な表現について、正解を求めるのは野暮だ


明確で言語化可能な意図を伴ったものは、分かりやすい


分かりやすいと、安心する


だから私も分かりやすいものも好きだ


しかし、意味不明なものも好きだ


それは、何がどうだから好きと説明しづらい


好き、としか言いようがない


良い、とか、好き、とか、そういう言葉しか浮かばない


なんて純粋で簡潔で原始的な感覚だろう


思考とはかけ離れた場所で発せられて、受け取る


不純物の無い疎通が、そこでは行われているのだ


きっと言葉を超えた場所にこそ、真実や真理は眠っている



2025年12月9日 夜



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