概要
君はずるい人だ。でも、そのずるさが好きだ。壊れた恋は、こんなにも甘い。
君が誰かに笑うたび、胸が痛くて歩けなくなる。
そんな恋をしている。
彼女の優しさは、僕を救うくせに、壊していく。
「全部全部全部、僕だけがいい」
僕の願いは歪んでいて、
それを彼女は知っていて、止めてくれない。
ふたりはゆっくり、綺麗に腐っていく。
優しさと独占欲、純愛と狂気が入り混じる――
壊れたいほど甘い恋の物語。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?