用量用法のお話。
短編でも、伝えるべき要素は全て表現されていて、後味もいい。悩める主人公、得体の知れない先輩。先輩は、人を殺めることにどう思っているのか、気になる。
イジメ被害者は発作的に加害者への復讐を描いていただけなのに、幸か不幸か毒の専門知識を持つ毒薬嬢と出会ってしまう。毒薬嬢が提案するのはイジメ被害者への同情心からかそれとも…。かなり過激な内容にな…続きを読む
化学教室の出会いから始まる復讐の計画。本人はパンツァー(プロットなし)だと仰っしゃりますが、最後までスラスラと読める傑作でした!
毒薬嬢と接点を『もってしまった』主人公。実行するのか──?というドキドキから、自分がやってしまったような張り詰めた緊張感をずっと感じる短編です。だからでしょうか?最後ゾクッとしました……続きを読む
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