花屋のあの子は花粉症

クライングフリーマン

花屋のあの子は花粉症

 ================= このお話はフィクションです ============

「あのー、嫁売新聞社のものですが、インタビューにお答え願えませんでしょうか?」

「何でしょう?」

「今、『花屋のあの子は花粉症』っていう企画をやってまして。」

「うちには、花粉症の子はいません。」


「あのー、嫁売新聞社のものですが、インタビューにお答え願えませんでしょうか?」

「何でしょう?」

「今、『花屋のあの子は花粉症』っていう企画をやってまして。」

「うちには、花粉症の子はいません。贈り物の花束ですか?」


「あのー、嫁売新聞社のものですが、インタビューにお答え願えませんでしょうか?」

「何でしょう?」

「今、『花屋のあの子は花粉症』っていう企画をやってまして。」

「うちには、花粉症の子はいません。アレルギーが御心配なら、花は贈らない方がいいと思います。」


「あのー、嫁売新聞社のものですが、インタビューにお答え願えませんでしょうか?」

「何でしょう?」

「今、『花屋のあの子は花粉症』っていう企画をやってまして。」

「うちには、花粉症の子はいません。お墓参りですか?線香つけますか?100円ですけど。」


「あのー、嫁売新聞社のものですが、インタビューにお答え願えませんでしょうか?」

「何でしょう?」

「今、『花屋のあの子は花粉症』っていう企画をやってまして。」

「うちには、花粉症の子はいません。マ〇ナンバーカードお持ちですか?写真の入った証明書でもいいですけど。」

「特殊詐欺の現行犯で逮捕します。」ガチャっという金属音が鳴り響いた。

「え?」

「何軒も同じ手口、通用すると思った?大体、花粉症の花粉は杉とか檜とかの樹木花粉でしょ。貴方の背丈より高い、ね。花屋さんで売っている花の花粉で花粉症になる人はあまりいないし、『花粉症』の持病のある人は、それなりの対策をするものです。『花粉症被害者連盟』からも、『日本耳鼻咽喉科患者の会』からも苦情が出ています。マスコミの方でも免責はありません。今、この模様は『録画』させています。逃げちゃダメよ、良い子だから。」

「えええ?」


 ※花粉症とは、植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応です。スギやヒノキなどの花粉を異物と認識した体が、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目などの症状を引き起こします。風邪と似ていますが、花粉が飛んでいる間は症状が続くのが特徴です。

 春の花粉症は、樹木花粉では特に1月~6月まで注意が必要で、北海道や長野県などシラカンバの地域では6月まで注意が必要です。

 カモガヤ、ハルガヤなどのイネ科花粉では4月から秋にかけて長期間の注意が必要です。

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花屋のあの子は花粉症 クライングフリーマン @dansan01

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