第21話 降伏

 軍事同盟と黒竜兵団、また青竜兵団と通商連合、炎竜兵団と商業ギルド同盟は拮抗。

 内政と外交に忙しいガーネットから、シンは軍事同盟方面軍司令官を任された。

 配属の不死者軍団、混血魔族軍団、魔術師軍団、召喚士軍団の四個。


 「四個の4将、司令官のシンだ、先ずはテストと威力偵察、報告はしろよ」


 テストと威力偵察、タリスマンが硬い、奇跡の腕輪に癒しがきつい、ミスリルヘルムの硬い防御力にうんざりの四個。

 

 「四個の4将、召喚兵器個人戦術通信機だ。使え」


 説明書と使用、便利と並列召喚を叶える。

 黒竜兵団ガーネットに召喚兵器個人戦術通信機。


 「先ずは軍事同盟は硬いです」

 『聞いてはいるが、リリスの耐性低下と猛攻は?』

 「話になりません、物量を押し付ける軍事同盟にリリスの耐性低下が足りず、また軍事同盟は傭兵を雇用、光の僧兵を中心に抵抗です」

 『ふむ。さて策になるな』

 「わかりました」

 『任せた』


 密約と策謀、レディソルジャーの暗殺、司令官のシン直属はゴーレムを増やす。

 四個の軍団と4将は思案、歩兵と指揮官層は騎兵、善くも悪くもオーブを採用、杖は氷の杖等が占める。


 「軍事同盟内に鴉付きが増えた、負の遺産は変わらない力、弱者は変わらない日常、運命を退ける寝返り」

 「なるほど」

 「工作は進む、軍事同盟は硬い以上、こちらは密約と策謀に破壊する、結果的に傭兵分隊群は増加、レディソルジャー、サキュバス平民は増加、魔術師の杖とオーブは増加、得するわけで、はれて密約は成り立つ」

 「闇のシゼル軍錬金術師学園卒業生の科学者シンのなせる偉業は広いわ」

 「懐かしい空の下の世界、カーニバル大陸」


 軍事同盟内に暗躍する鴉付き、また寝返り工作は男の子の裏切り者の剣に渡る。

 裏切り者の剣は麻痺を与え、随伴のネズミが案内。

 真正面の争い、鴉付き、裏切り者の剣は増える、暗躍と暗殺の多発。

 

 「軍事同盟主力は硬い、ゴーレム兵団を中心にスモークを投入、中央突破をはかる」


 ゴーレム兵団、スモークを投入、鈍いも、鈍重に進軍、四個の軍団は静観、指揮下の魔術師の杖とオーブの鴉付き一万、サキュバス平民一万、レディソルジャー一万は静観。


 「軍事同盟に響く消耗品だ」 


 物理を攻める、この形に中央突破を開く、軍事同盟主力は挟み撃ちに集中。


 「成功例は得た」


 ゴーレム兵団、スモークを大量生産中。

 密約と策謀、鴉付き、裏切り者の剣、この形にシンは秘伝の悪魔の誘惑。


 「今日は約束の1日、神様が約束した1日、膨大な祝いの1日、約束しよう、今日は約束の1日、誓う無数の死者を起こす奇跡の1日と、自宅に柴犬の旗を飾り、希望の剣を片手に、ドアを開く、さあ」

  

 シンの究極の切り札、死者全員を復活、この密約と策謀。


 「さあ、優しい願い事を叶えたら、希望の剣、柴犬の旗、ドアを開く、さあ我が手を取れ」

  

 軍事同盟内は沈黙、シンの悪魔の誘惑は響く。


 「貴方、子供達の教育に悪いわ、お酒は控えて、息子が真似するでしょう、お爺さん、お婆さん、家族の約束の1日でしょう、愛してくれたご褒美の約束の1日よ、さあ我が手を」


 死者を利用した策謀、だが民衆は理解できるが、汚いと言わない。


 「軍事同盟内の策謀は叶った、我が手をとれ、密約の全員よ」


 悪魔の誘惑、軍事同盟内の民衆が寝返る、ドアを開く毎回、犬の絵の旗を飾る毎回、片手に剣を持つ毎回。


 「密約と策謀は叶った、世界は変わらない、約束の1日を誓う」


 死者を利用した策謀、また密約、軍事同盟は陥落、真正面の本隊等は唖然。


 「黒竜兵団ガーネット様」

 『なんだ?』

 「軍事同盟内の密約、策謀は叶い、民衆が反乱軍を形成、軍事同盟内は騒然、軍事同盟主力と本隊等は後方と分断、真正面作戦は失敗、軍事同盟主力と本隊等は浮き足、士気は低下、戦意は減り、軍事同盟の攻略は叶いました」

 『なるほど、よくやった』


 通信の後に総攻撃、真正面作戦は失敗、この形に総攻撃は飽和を繰り返し、軍事同盟主力と本隊等は撤退。

 執拗に追撃する五個軍団、民衆の反乱軍に遭遇、交戦に発展。

 軍事同盟は降伏、レイゼルベス陣営は吸収、軍事同盟主力と本隊等は亡命。

 黒竜兵団のスモーク、オーブの他に大魔術師の杖を提供。

 黒竜兵団のスモーク、オーブ、大魔術師の杖、またリターンの腕輪を採用。

 召喚兵器個人戦術通信機を持つシンが率いる軍団、またクラスチェンジの仕組みから魔術師最優先、魔導師優先、最高導師やや優先、隠者は控え目。

 初期クラスは1つ、第二次クラスは二つ、第三次クラスは三個、第四次クラスは4個、第五次クラスは5個。

 またクラスチェンジの魔道士の証は普及、善くも悪くも魔道書を操る。

 




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