第20話 テスト

 黒竜兵団上級千人長シンは上級万人長に出世、魔術師の杖とオーブの鴉付き1万人が主力、また傭兵分隊群に奇跡の腕輪、風切りの槍、タリスマンを支給。

 

 「黒竜兵団ガーネット様、レイゼルベス様の陣営は増加し、計8か国を併合し、旧体制は女子は生かされた形、善くも悪くも部下の魔術師の杖に騎士の称号を与えてください」

 「構わんが、善くも悪くも秘密主義者のおまえ達が騎士か?」

 「善くも悪くもです」

    

 魔術師の杖に騎士の称号授与、この形とシンに従う魔術師の杖は、善くも悪くも高い質を誇る、黒竜兵団内でも異彩を放つ並列召喚を操る召喚師の軍団。

 シンが率いる軍団はゴーレム兵団を生み出し、様々に力仕事を任す。

 

 「黒竜兵団上級万人長シン、指揮下千人長10人、指揮下百人長100人、レイゼルベス様の呼び出しに参りました」

 「炎竜兵団、黒竜兵団と功績も多い、帝国銃士システムはガーネットから受けたが、指揮官に困る、販売元の呼び出しと指揮官を探せ」

 「帝国銃士の指揮官ですか、先ずは」


 帝国銃士の指揮官育成中、善くも悪くも新兵器は実績がない。

 また新規に海軍の追加、レイゼルベス陣営は急速に拡大、黒竜兵団上級万人長シン、指揮下千人長10人、指揮下百人長100人、この攻撃力を他国は恐れた。

 黒竜兵団見習い生育成学府を追加、また青竜兵団見習い生育成学府、炎竜兵団見習い生育成学府、海軍見習い生育成学府の追加。

 黒竜兵団内の秘密主義は普通、見習い生社会は基礎とシンが提供した召喚術者システムを中心に構成。


 「善くも悪くも秘密主義だなシン」

 「不死者がいわくな」

 「おまえに不死者を悪くいう思想があればいいな」

 

 黙るシン、不死者、混血魔族と近いシンは共同作戦も多く、部下同士の会話も多い。

 ゴーレム兵団を指揮下に置くシンが率いる軍団、ストーンゴーレムが占め、行軍の普通、警備を担当し、野戦、城攻め等に投入され、高い実績をあげた。

 

 「不死者、混血魔族、味方は十分も、黒竜兵団内の秘密主義は相変わらず」

 「仕方ないじゃない」

 「頭、見習い生社会に基礎と召喚術者システムとは言いますが、ついていけない落ちこぼれはどうします?」

 「そりゃもちろん密約だ」

 

 落ちこぼれ側はシンの密約に従う、この形に育成中。

 魔術師の杖とオーブ、使い魔兼護衛兼家族のサキュバス平民、レディソルジャー、随伴の犬、馬、魔法を操る鴉と使い魔契約済み。

 密約と秘密主義者、またシンは女の子しか密約を交わさない、善くも悪くも救済措置。


 「見習い生に500人、密約は増えるし、旧体制の女子を密約だな」


 旧体制の女の子と密約を交わす、レイゼルベス陣営のレイゼルベス帝国は、高い軍事力を背景に拡大、様々な側を従えた大国と化す。

 

 「旧体制の女の子社会は500人、密約は叶う、黒竜兵団見習い生育成学府志願者から密約を」


 この形に密約は進む、シンの部下社会は善くも悪くもサキュバス、レディソルジャーを持つ為に不死者達、混血魔族からよくいうと皮肉を受ける。


 「ホムンクルス系の消耗品、バイオプラント系の消耗品」

 

 部下に支給、善くも悪くも集団の指揮官層社会は作戦と戦術が中心。

 魔術師の杖とオーブの鴉付きは活動、善くも悪くも密約を増やす。

 

 「黒竜兵団ガーネット様の呼び出しに参りました」

 「シン、旧体制の女子を指揮下に加えた理由は?」

 「はい。旧体制側の切り崩しです」

 「ふむ。また部下を増やしたな、落ちこぼれや、志願者から集めた形に魔術師の杖」

 「やや足りませんが、未来的に貢献するかと」

 「ふむ。まあ、これで旧体制側の反乱軍は潰れた、落ちこぼれは救済措置、志願者から集めた魔術師の杖は志願する訳で、基礎と召喚術者システムは最低限だ」

 「わかりました」


 基礎は毎回、また兵法は毎回、装備品の知識テストは毎回、この形にシンは魔法生命体兵器のスモークを生み出す。


 「スモークです」

 「大量にばらまく、使い捨ての駒か、採用」


 黒竜兵団はスモークを採用、また海軍はスモークを採用、海軍総大将はスモークを駒に使う。


 「不死者軍団、混血魔族軍団と共同作戦か」

 「スモークをばらまく仕事だ」

 「相変わらず秘密主義で、スモーク以外も出せばいいのに」

 「家の問題は秘密主義だ。軍事同盟を結んだミンツ連邦、トワル王国、バニ部族国、ナーズ水軍、ルニカ飛行兵団、盟主のルヌ公国、総兵力約90万、予備は約80万」

 「シンが率いる軍団のゴーレム兵団、スモークをばらまき、敵にメテオを与え、絶対値の猛攻に落とす」

 「敵はタリスマンを買ったらしい、また噂ではミスリルヘルム、絶対値の必殺を構える形に奇跡の腕輪も」

 「ふむ」

 「困るな、我々の苦手だ」

 「問題として、魔道書、紋章を渡す、テストだ」


 魔道書は火、雷、風の3種類、紋章シリーズはランダム。

 攻防戦中に紋章シリーズは快進撃、魔道書はタリスマンに打ち消され、絶対値の奇跡の腕輪に癒しは広がり、黒竜兵団としては珍しく後退、またシンが率いる軍団は召喚兵器個人戦術通信機にリリス、耐性低下を与え、猛攻を加える。

 傭兵分隊群は風切りの槍にトルネードを多用、テスト結果から上位の魔道書をテスト、このランクBのギガ系はタリスマンを打ち破る。

 

 「スモークを多用した結果、野戦に耐える敵が後退、結果的に紋章シリーズは有効性、魔道書はギガ系、召喚飽和は変わらない有効性、結果的に敵は計画を立案かな」

 「馬の迂回か?」

 「そうなるな、他に手はない以上、空中の部隊は少ない訳で、馬の迂回と輸送の遮断がせいぜい、結果的に傭兵分隊群を使い、馬を刈る」


 魔術師の杖とオーブの鴉付きに従う傭兵分隊群は迂回の馬を刈る。

 魔術師の杖とオーブの鴉付きが一万、サキュバス平民が一万、レディソルジャーが一万、ゴーレム兵団は変わらない。


 「必然的にテストは完了後、本格的に攻める、ギガ系を配備」


 ギガ系の3種類は使用回数30回と文庫並み、善くも悪くも猛攻。


 「傭兵分隊群は変わらない、ゴーレム兵団は変わらない、スモークは変わらない、紋章は変わらない、魔道書は変わらない、本格的な激突は変わらない勝敗を生む」


 空中の部隊は槍を片手に急降下、シンを中心とした鴉付き本隊を奇襲、魔法を操る鴉社会は対空魔法の厚みに蹴散らす。

 現実的な勝敗は決した。

 軍事同盟は野戦から撤退、黒竜兵団が勝利。

 テスト報告を出すシン、他の二将。

 




 


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