死を司る者を捜して ――だけど従者レイリーリャはそんな事どうでもいい――
一三一 二三一
主要登場人物紹介
※ ネタバレ注意。
※ このページの更新は、各話の新たな登場人物の出現に合わせて更新し………たいですが、気分次第になってしまうかもしれません……。
※ 作者の気分と思いつき次第で本文の内容が変更されてしまう事もあります。ご注意ください。話半分程度に思ってください。
一章
1話~
◇ レイリーリャ
主人公
両耳が猫耳である獣人の少女でズゼロスコエ伯爵家に仕えるメイド。
孤児院育ちの為に年齢は正確には解らないが、15歳位だと思っている。
領都伯爵邸メイド長からの突然の指示によって、伯爵家四男であるハイリアル・フィン・ズゼロスコエが別荘で療養する付き添いをする事となってしまった。
魔法は使えず戦闘力の無い単なる一少女。
運動神経はイマイチで獣人らしさに欠ける。自称猫族。
副メイド長と先輩メイド数人からイビられており、内心何とかしたいと思っている。
語尾にだけ『~にゃ。』と猫族訛りを付けて話す猫族女性は、何か好きになれない。
後記のハイリアルが右目に常時着用しているワインレッド色したレンズの魔道具は、物が赤く見えて気持ち悪くならないか疑問に感じているが、反応が怖くて聞けない。
作者のおもちゃ……ではないはず。もしかしたら。
◇ ハイリアル・フィン・ズゼロスコエ
ズゼロスコエ伯爵家四男。26歳人族。
レイリーリャにとって主人格に当たる。
療養する為に別荘に向かって出発した。
かつてフォルデサリィーヌ王国騎士団魔術師隊に所属していて、水魔法火魔法・風魔法が得意だと自ら説明している。槍術は騎士団平均レベル。
右目に付けたワインレッド色のレンズの魔道具は、入浴・洗顔・就寝時以外は常時着用している。
学生時代並びに騎士団所属時に一名対数名相手の組手を行った際に、相手を全滅させた時より倒された時の方が嬉しそうな表情をしていた。
地獄にいる鬼どもと殺し合う事を楽しみにしている修羅。
◇ ブローデン・クランベルシグ
ズゼロスコエ家に仕える騎士。32歳人族。結婚経験あり。
ハイリアルの随行をする事になった。
ズゼロスコエ伯爵領都にある伯爵邸内で勤める騎士の中では一番武力があると言われている。
立ち合い演習で勝つと、その時の相手に調子コイた能書きをよくホザく。
しばしば同僚や部下、一部女性伯爵邸実務者に気前よく振舞うが、金銭感覚は非常に細かい。
どこまで伯爵騎士団の経費で落としているか、ハイリアル含めて、本人以外は誰も解らない。
◇ ズゼルーマー
レイリーリャが乗っている牡馬。
ズゼロスコエ家で所有している。
レイリーリャを格下と見做しナメている。
「馬はこんな感情表現しない!」などと作者に突っ込むのは勘弁して頂きたい。普段馬車馬のように働かされている労働者だからとはいえ、その馬の気持ちは解らない。
3話~
◇ ドマーラルシズト
『死を司る者』『虐殺者』『悪魔』『死神』などといった様々な異名を持ち、老若男女、貴賤、善悪、人数の多少を問わず、様々な者達を圧倒的な力で殺戮し続ける、この世界での人間の理を越えた『越理』と呼称される存在の中の一つ。
動機や目的、理由だけでなく、正体についても特定されておらず、魔族あるいは人族の男女、怪物、生きる屍、魔神の類いなど、様々なものが伝えられている。
生息地不明で出現時間や場所も分散していて定まっていない。
体術や放たれる透明な刃を攻撃の際に多用する。
異様な空間移動が得意で、もう既にこれを読んでいるあなたの真後ろから狙っているかもしれない。
6話~
◇ シーレファイ
ローブを着た妖艶な魔術師の女性。パーティーを率いる。
レイリーリャに着用しているローブを羨ましがられる。
現在若手の治療術師青年レコバと斥候の少女を育成中。
既婚者で亭主は某市の己立者ギルド長。亭主であるギルド長の依頼によって、レコバら若手己立者を育成している。
娘が己立者による影響で、普段の言動が粗野になってしまったのが悩みの種。
◇ レコバ
治療術師の青年。シーレファイが率いるパーティーに所属。
陽気なお調子者でいじられ役になっている。
イメージ程打たれ弱くない。
音に対して敏感で、優れた聴覚を基にした行動や支援を得意としている……かもしれない。
後年『三途の川の釣行者』という異名が付くかどうかは神のみぞ知る。
8話~
◇ 副メイド長
レイリーリャがメイドとして勤めていた時の上司で、領都ズゼロスコエ・ブラーゴにあるズゼロスコエ伯爵邸内で副メイド長として勤める。
本名ガイアナ・ゾーキンダウン
神経質で、レイリーリャの作業内容並びに業務内外の振る舞いに対して、注意だけで済むにもかかわらず、種族や人格を絡めた非難を多々行っている為、レイリーリャから嫌がられている。
サバ読んで30代前半。深く刻まれた法令線が悩みの種で、結婚出来ない原因がこれだと思い込んでいる。
16話~
◇ リャージファ・フリザンテーレ
通称リャージャ。
かつてのハイリアルの乳母。
幼い頃のハイリアルにかなり慕われていた。
辞職後はティリャバルに亭主と息子の三人で住んでいた。
当時彼女ハイリアルに様々な物語を語る事を好んでいた。
その中の物語で『負けない 働き蟻 クローヴィス』を語ると、ハイリアルは目を輝かせて夢中になって聞いていたので、それをせがまれる度に何度も語っていた。
◇ ティリャバル教会司祭
ネレイステセシア教フォルテサリィーヌ支部に所属する司祭。
三十台のおっさん。
領都ズゼロスコエ・ブラーゴのように、人口が多くゼニになる都市に移って勤める願望を持つ。
最近、愛人に費やしている金額の割に、報われていないように感じている。
17話~
◇ ヌ=カスマダ
ティリャバル教会で長年勤める下男。黒小人(フルーデル)の老人。
身長が低い上に白く長い髪と眉、髭に覆われ長毛種の子犬のよう。
フルーデル訛りがその中でも強い方。
ひ孫が二人いる。
丁寧な配慮で暖かいが、ティリャバル教会司祭との間には、暖かい空気は流れていない。
19話~
◇ ブコン屋川獺獣人青年
北の港町に本店を構える、食品雑貨卸小売店『ブコン屋』従業員。
万事気の向くまま生きている。
いい加減とも言い換えられる。
一回も見た事や触れた事もない未知の商品を宣伝するのが妙に得意だと、他の従業員から評価されている。
23話~
◇ 先輩メイド その1
本名オルテカーラ・カミブクロ
レイリーリャにとっては先輩メイドにあたる。
ズゼロスコエ伯爵邸に勤めるメイドで、掃除洗濯を中心に行う。
20代後半。
価値観がまた別の異世界にズレている。
伯爵邸に所属するメイドを含めた使用人の中で、ある意味一番ヤバい女。
『〇イーン』のミュージックビデオ『ブレイク・〇リー』に登場する『〇レディ・マーキュリー』似。
だって 異世界だもの
女に髭ぐらい 生やしても いいじゃない
ふみかず
◇ 先輩メイド その2
本名トメコ・アレクサンドラ。
オルテカーラ同様、レイリーリャにとっては先輩メイドにあたるが、レイリーリャより年下。ションベン臭ぇガキ。本当に。
ズゼロスコエ伯爵邸に勤めるメイドで、掃除洗濯を中心に行う。
三人の中で、レイリーリャへの評価が一番厳しく攻撃的。
生まれは良いらしいが、金髪縦ロールは食べ物ではありません。
副メイド長ガイアナとオルテカーラ、それに彼女の3人で『腹黒い三連星』。
必殺技は『ファルトストリームアタック』。
身体が少し宙に浮いた瞬間に気をツケろ。
24話~
◇ キムタカシン己立者ギルド受付嬢
本名 アネクティース 女性
焦げ茶色の髪をストレートにした二十代後半。
丁寧で配慮のある対応で、レイリーリャとハイリアルから肯定的な評価を受ける。
スラローニャ半島内陸の農村出身で叩き上げギルド職員。
己立者ギルド内とはうって変わって、プライベートでは整理整頓が苦手かつ無気力で、自宅内は汚部屋寸前。先日3か月前に買った食べかけのクロワッサンがベッドの中から見つかった。
酒癖が悪く、以前酒場でムカついた己立者を空き瓶でぶん殴ってしまい、それ以来ギルドの受付で自分の所に並ぶ己立者の列は短くなってしまった。
同じ職場の中年男性職員ザヤックの事を内心嫌悪し、どうせ殴るならコイツにすればよかったと内心後悔している。転職したい。
◇ キムタカシン己立者ギルド中年男性職員
本名 ザヤック・アディカイト 男性 46歳 独身
己立者ギルド一般職員。小太りで眼鏡着用。
レイリーリャにハイリアルの行動に関する言いがかりをつける。
若手ギルド職員など自分より立場の弱い者達に対して、尊厳を踏みにじるような行為をする事を好む。
その一方、自分より立場の強い者達に対しては、浅ましい位の媚を売り卑屈になる。
若い頃職権を盾に、己立者に対して嫌がらせをしたら地獄の門をくぐりかけたので、それ以来攻撃的な己立者に対する嫌がらせ、パワハラをするのはビクついて出来なくなってしまった。長年の夢を果たせなくなってしまった。
何か性犯罪が起こると、女性ギルド職員は手配書に描かれた似顔絵と比較する傾向にある。
27話~
◇ ザブトゲルク
港町キムタカシン漁民ギルドのギルド長。
左足が義足になってしまった強面のイカつい中年男性。
見た目に反して、普段は思いやりがあり紳士的だが、機嫌が悪くなると見た目通りになってしまう。
武闘派。素手で戦うのなら、クマ相手の方がまだマシかもしれない。
元海賊船長で、この海を色々と荒らすだけに飽き足らず、どっかの都市も陥落させた事があるらしい。
家族絡みのトラブルをきっかけに海から上がり、現在の名前に変えてこの港町の漁民ギルドの権利を買い取ったらしい。
この港町の己立者ギルドはヌル過ぎで、昔だったら大砲一発ぶっ放していたと思っている。
後述する漁民ゾーコンだけは、家人を絶対に会わせてやるつもりなどない。
28話~
◇ グンジョー・テグドラウ
丸顔のアザラシ獣人男性。30代前半。
キムタカシン漁民ギルドの所属する漁師。
身体能力が高く、銛を扱うのを得意としており、普段は中型・大型魚を獲って生計を立てている。
金を貯めて漁船を所有する事を目標としている。
勇敢で積極的。
率直な性格の為か、意外とハイリアルとの相性は良いらしい。
酒の席で泥酔したザブトゲルクに、国王を一緒に倒すかと誘われてしまい迷いに迷った末、翌朝漁民ギルドで正装し土下座して断った事がある。
所帯持ち。二児の父。
子供と遊んでいる時が一番楽しいが、調子に乗り過ぎて何かやらかした直後の妻の顔を見る事は怖くて出来ない。
29話~
◇ ゾーコン
「おうおうおう、オレについてかい?
……さる『やんごとなき方』のご落胤として密かに育てられてよぉ、幼い頃から才気溌剌文武両道容姿端麗精力絶倫で四方八方から賞賛を浴び過ぎてしまってなぁ、色々と妬まれ足を引っ張られちまったんだよ。
このままだと生みの親、育ての親に迷惑をかけちまってすまねぇからよぉ、家を出て、はした金で買ったトイチと名付けた犬族獣人奴隷を従わせ旅に出たんだよ。……いやーこのトイチって奴隷がなっ、なってなくってなぁ、生意気なクセに便器の使い方も知らなくてな、しつけるの大変だったんだよッ。
で、なぁ、浜で虐められていた亀を助ける為に、悪の元締めザブトゲルクってぇ名乗る海賊の船長と闘ってなぁ、その娘と婚約するという条件で手打ちにしてやったんだよ。
それをきっかけにザブトゲルクは悪の道から足を洗い、海賊を辞めてお天道様の下を歩けるようになったんだから、スラローニャ半島の平和はオレの力によって守られたって言って良い状態なワケよ。
そろそろ伯爵家から勲章授与の報告を行う使者が来ても可笑しくねぇなぁ。
そいで、その後、テグドラウとかいうアザラシ男がなぁ、漁船の操舵をやってくれってな、土下座して靴を舐めてまで頼むワケよ。
靴に付いたよだれが魚臭いから嫌って断るのは可哀想だからなぁ、この漁民ギルドで協力してやってるんだよ。わかったかぁ。
オマエもオレを見習って、立派なヤツになれよ。
良かったら、俺の爪のアカ、煎じて湯に溶かして飲むか?」
――――――談:ゾーコン
◇ ヌ=エンビ
黒小人(フルーデル)の中年男性。寡黙で不愛想。
多くの皺が顔に刻まれ、実年齢以上に老けて見られる。
船内では主に操帆、引網、雑用を行っている。
独身で、二十年前に妻と死別。
若かりし頃に血縁者が独立運動を行った巻き添えで収監された事により、貴族に対して嫌悪感を持っている。
◇ チーコロ
男性。エルフだと見なされている。
見た目は二十代で美形。身なりについては、金髪が伸ばしっ放しで全く関心が無い。
向こう見ずで度々危険な行動をしている。
無口でコミュニケーション力は極めて低い。
キムタカシン漁民ギルドに流れ着く前にどこで何をやっていたか、彼の過去について知っている者は見つからない。
31話~
◇ 犬族獣人男性
二十代後半。雑種。
船内では主に操舵、操帆、捕獲、雑用と活動範囲が広く便利屋同然。
ゾーコンとは長年の腐れ縁で、腐っているのは性根だけではない。
放火魔。
なお元は孤児であったが、奴隷や従魔ではない。
どうでもいい事だが、作者はどこまでこのキャラクターの名前を書かずに引っ張れるかやっていた。
名前は『トイチ』で、第41話まで粘った。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
嬉しいです。
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……この作者、他者評価に対して淡々としているようでも、やっぱり褒められると喜んでいるようなんです。
作者おだてりゃ 木を登り
ますます ハナシ 創りまくる
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