編集済
こんばんは、御作を読みました。
院宣。この一手で何もかもが覆ったというか――。
八回まで大差負けだったのに、九回裏でなぜか追いついたというか。
「強いだけではなく、裏付けを持ち、その強さがつづくと思わせる」
というのは見事なセリフだと思います。
北条(常に仲たがい)も、建武政権も、いつ転覆してもおかしくない危うい状態だっただからなあ。
なお足利家その後、げふん>w< 面白かったです。
作者からの返信
院宣ゲット。
これで足利はその支配の裏付けを得ました。
土地をどうこうしても、院宣をふりかざせば正当。
じゃあ土地をくれと武士たちがわらわらやってきて――^^;
ただ強くて、勢力がでかい――それだけじゃもう信用できないよ、というのが当時の武士たちの気持ちだと思います。
肝心かなめの後醍醐天皇がちゃらんぽらんだったため(笑)、足利尊氏がちゃんと院宣をゲットしてきちんと政治をおこなって、それが「つづく」となれば――そりゃああっちの水は甘いぞ、となるわけです^^;
そしておっしゃるとおり、足利は「つづく」んですけど、それだけ内紛も「つづく」という(笑)
ありがとうございました。
お坊ちゃんだから逆境で本気出すけど、それが終わったら面倒になっちゃうんでしょうね。
もう俺働かなくてもいいよね、ってな感じで。
九州に落ちたときがある意味最大の逆境で、正成とガチンコできるのが楽しみでもあったと思います。
倒しちゃったら、もう楽しみがない。
因果な性格です。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
これが頼朝や家康だったら、二度とこうならないようにしよう、と努力していくんですけどね……。
尊氏は御曹司だからなあ……^^;
しかも最初は次男だったから、どうせスペアだろという根性があったのかも。
っていうか、直義がいるからおれはいらねーよ、とか^^;
多々良浜の戦いと武蔵野合戦が尊氏の二大危機で、多々良浜の方は、ラスボス正成がいるから、オラワクワクすっぞと盛り上がっていたのでしょう。
武蔵野合戦の方は、勝ったらもう悟飯(義詮)がいるから、とアッサリ終わりました^^;
おっしゃるとおり、ホントこいつは……と言いたくなります。
ありがとうございました。
完結お疲れ様です。
私にとっては、足利尊氏の凄さを最も感じるのが、この時期です。
個人的な印象ではあるのですが、私は尊氏は他の武家政権の樹立者達に比べると一段落ちると思っています。
家中をまとめられず、弟や息子と熾烈な争いを続け、結局南北朝の統一も出来なかったわけですから。それに、その事績を見るに、いまいち強固な意識が掛けている人物であるようにも思えます。
ですが、この時期の凄さばかりは認めないわけにはいきません。
御作を読むと、楠木正成との対決を意識してたからなのかな? という風に思えてきます。
次はいよいよその湊川の戦い。期待しております。
作者からの返信
おかげさまで完結いたしました。
尊氏の凄まじさって、確かにこのあたりにあると思います。
あそこまで追い込まれて、逆襲のシャアもびっくりのリターンアタックを決めるのは凄い。
また、後年、武蔵野合戦という、将軍位もみかども京も奪われた状態からの逆転もやっている人なので、まぐれじゃないところが、何とも言えません。
……それでも弟や隠し子と揉めちゃうのは、頼朝や家康に比べると、恵まれた立場にてハングリーさに欠けるせいだと思います。
ちょっとネタバレになりますけど、湊川って尊氏が政略、戦略と最初から本気を出して挑んだ戦いなので、やっぱり正成のことを気にしていたんじゃないかと思います。
次は湊川、というか、その前のとあるイベントをやるつもりです。
ありがとうございました。
完結、お疲れさまでした。
歴史上にはいろいろ「祝い」のネタが転がっていますが、前回の続きできましたね。確かに院宣というお墨付きがあれば、大義名分が欲しい尊氏にとっては「祝い」でしょう。
いよいよ湊川決戦、というところで本作は終わっておられますが、決戦の方も楽しみにお待ちしております。
なお、今回描かれた時期で一番好きなエピソードは、やはり赤松円心の時間稼ぎです。この話を聞くと、どうしても関ヶ原の時に真田に足止めを食らった秀忠を思い出してしまうので、あんなレビュータイトルになりました(笑)。
新田義貞については、司馬遼太郎も「稀世の戦下手」とか何かで書いていた気がしましたが、生まれた時期が悪かったというか……。
作者からの返信
今回はレビューへの返信から。
吉継「えっ」
家康「スンマセン、ウチのバカが!」
秀忠「だってあんな手に引っかかる奴、子孫がいたら可哀想で……」
家康「ウチの(公式)家系図見ろ(新田→世良田→得川)。殺すぞ」
……さて、やっぱ太平記で書いて来たので、頭がそうなっているので、建武の乱シリーズでやらせていただきました^^;
尊氏のこの辺の寝技が凄まじくて、書いていて「うわあ……」となっちゃいましたけど。
一方で円心は円心で、義貞の人の良さにつけこむ悪い奴だし……(笑)
ここで正成を派遣していればと思いますけど、彼、和平派なのよね^^;
義貞は、司馬遼先生の言うとおりだと思います。
太平記でもその辺を気にしていて、正成が飲みに誘ってメンタルケアをしているぐらいです(正成って、どんだけ優しいんだよというエピソードでもあります)。
「祝い」というお題ですが、このあたりって湊川とか桜井の別れとか、真逆のイベントしかないので、そういう意味では消去法で多々良浜になりました。
次のお題は、また応用の利くお題なので、もうちょっと決戦の近辺をお届けするつもりです^^;
ありがとうございました!
編集済
いやあ、四谷軒さん。短篇らしいスピーディな展開で面白かったですよ。昼休みが充実しました。ありがとうございました。
尊氏は室町幕府を興しただけあって、武士というより政治家ですよね。清濁併せのむというか。そのあたりが正茂と少し違うところかも知れません。
良い作品でした。
お星さまをパラパラしておきますー。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
短編って、とにかくスピードが命なので、サクサク読めるよう意識しております^^;
そのため、昼休みが充実は、最高の褒め言葉です。
尊氏はそうですね、政略の時点で勝ちを決めているので、まさに政治家です。
寝技裏技、みんな使って貪欲に行く、そういうことができるからこそ、あの時代を制したと思います。
一方の正成は、おそらくみずからを公務員と規定していたため、あまりそういう手は用いなかったのでしょう……まあそこが美点なんですけど。
ありがとうございました!
やっぱり足利さんの動員力は桁違いですね。
光厳上皇は、かつては情勢に振り回されるだけの気の毒な君主とされていましたが、最近ははっきりと意志を持った君主という説もあるようです。そのぶん、光明天皇、崇光天皇の存在感が非常に薄いですが(後光厳天皇はその光厳上皇との確執で存在感がありますが)。
ただ、後醍醐天皇のように、政治を動かそうという意志よりも、皇統を続けさせたいという意志に集中したことが成功要因でしょうか?
次は湊川? たのしみにしています。
本話まで楽しませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
足利コネクションは、斯波、今川、上杉と、もうこの時点で全国クラスなので、もうひとり勝ちと言っていいぐらいです。
その上、「打倒建武」という時勢を作り出して乗っかって……横綱相撲ですね。
光厳天皇は、やっぱり帝位に対する執着があったと思います。
でなきゃ尊氏の誘いに乗らないでしょうし。
花園天皇の教育のおかげで、精神的にタフだったのは確実だったと思います。
ただ花園天皇からすると、尊氏の誘いに乗るのはちょっと……と思っていたのかも。
次はですね、湊川の前の、あるイベントについてです。
実は建武の乱シリーズで最初に書いたのが、次のお話です。
これを書いたおかげで、あの戦いと京都攻防戦、多々良浜と書くことができました。
こちらこそ、ありがとうございました。
やはり尊氏は一味も二味も違いますね。