飛べなくなった宇宙船と二人の調査隊🛸🐦――異世界セッションの行方🌍🎶

『飛べない鳥のセッション』は、SFとファンタジーの「おいしいところ」をぎゅっと詰め込んだ異文化バディ冒険譚です🛸⚔️

宇宙船ごと撃ち落とされ、剣と魔法の世界に放り込まれた調査隊――という時点でワクワクが止まらないのですが、そこで終わらず、「科学文明側」と「魔法文明側」の価値観や常識のズレを、物語としてしっかり描き切ろうとしているのが好印象です📚🌟

ただ強い敵と戦って倒すだけではなく、「この世界のルールでは何が正しいのか?」「こちらの“当たり前”は、本当に普遍なのか?」と問いかけてくる感じが、読み味に奥行きを与えています🌍💫

撃ち落とされて“飛べなくなった宇宙船”、自分たちの技術が通用しない“未知の世界”、思い描いていたキャリアや理想から外れてしまった“人としての挫折”――そうしたもの全部が「飛べない鳥」に重ねられているように感じました🐦🎶

けれど、飛べないからといって終わりではなく、地面を歩きながらでも、現地の人々や文化と“セッション”するように関わっていく。音楽のセッションのように、相手の音(=価値観)を聴き、自分の音(=科学や信念)を重ねていく。そのイメージが物語全体に流れていて、「未知の世界を力でねじ伏せる」のではなく、「違いを抱えたまま共鳴しようとする」姿勢がとても心地よかったです🎷🌈