つまらない世界から異世界転生したら治癒師として最強になりました

@ichigo1110

第1話 つまらねぇ人生からの一変

 今日もなんてこともない学校生活を送り、誰とも遊ばず黙々と帰るなんて、ほんと俺の人生つまらないな。

 はぁ何か俺を楽しませるイベントとかおきないかなー。いっそ転生してかわいい女神が来てくれたりしないもんかね。

 なんてありもしない妄想をしながら交差点にくると

      キキ―!!

 甲高いブレーキ音が鳴り響き、横滑りしたトラックが俺の目の前に突っ込み、

次の瞬間、世界は激しい衝撃とともに反転した。


 目を覚ますと真っ白な空間に一人立っていた

 これよこれ!トラックにひかれるなんて転生物だとお決まりの奴じゃんか!

 ありえない出来事に興奮している中、奥から歩いてくる人影が見えてきた。その方はとても美しく、きれいな方だった。


「こんにちは。あなたは不運なことにトラックにひかれてしまったの」


 とてもやさしい口調で心が持ってかれそうになった


「こんにちは!死んで女神様が来たってことはもしやこれ転生できるパターンか!?」

「まぁ、転生させるけど、死んだのにどうしてこんなにうれしそうなのかしら」


 女神はとても不安そうな顔をして聞いてきた


「いままでつまらない人生だったんでこんな非現実のことが起きてほしいって思ってたらほんとにきたからよ、そりゃうれしくなるわ」


 俺は女神様に熱く熱弁していたらまた奥から男性が歩いてくるのが見えた。


「あ、女神ちゃん今回の転生させる人その子じゃないよ、何回間違えるのよ」

「あれ、ほんとだ!」


 手元の紙と俺の顔を何度も見直している


「はぁちゃんと仕事してよね」

 そういうと男はいつのまにか消えてた

「ごめ~ん!間違えてあなたを死なせちゃった。本来転生させる人じゃないから生き返らせることもこのまま転生させれるけどどうする?」


 女神は少し泣き顔になりながら言ってきた。俺の答えはもちろん一つしかなかった


「生き返ってもつまらない人生だから転生させてもらうぜ!」

「わかったわ転生させるけど間違って死なせちゃったからどんな風に転生したいか選ばせてあげるけど、どんなのがいいかな?」


 俺は、よく考えたのちとびっきりの考えが思いついた


「勇者になって無双するのもいいが俺は治癒師になって最強になって見たいと思うんだ。あ、もちろん不老でお願いね」


 治癒師になって無双するなんて定番の転生物で面白くないからね治癒師っていうあまり目立たないような職業になって無双していく物語がおもしろそうだと思ったからな。


「わかったわ、治癒師として転生させるわね。転生先の世界については向こうについてから伝えるわね」

 

 女神は俺の周りに魔法陣を召喚させた



「そしたらご武運を祈りますわ」

 目の前が真っ白になり、気が付くととてものどかな平原にいた

 ここがこれから俺が生活する世界か、楽しみだぜ!



 

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2025年12月26日 12:00
2026年1月2日 12:00
2026年1月9日 12:00

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