旅と雪

@Na4

第1話 「旅路と花」

24歳、独身、フリーター


俺のプロフィール欄を見てため息を付く。

一体どこで間違えたんだろうか、

こんな人生にするつもりはなかった。

なんかもっとこう、キラキラした世界で生きていると思っていた。

現実も社会もそんなに甘くはなかったらしい。

大学卒業後就職した会社は圧倒的ブラック。

過労で救急搬送され、そのまま勢いで労基と退職代行に駆け込み無職になった。

今はバイトを掛け持ちしながら節制と戦っている。

そのおかげか多少の貯金はある。


「いい加減まともな職見つけないとなぁ⋯」



とはいってもあてなど何一つないのである。


ードンッ


そんな事を考えているとドアを思い切り蹴飛ばす音が聞こえる。

それと同時に昼間なのにもかかわらず薄暗い部屋から電気が消える。

「家賃滞納三ヶ月目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇっはよう払いなぁぁぁぁぁぁ!!」



大家だ。

まずいなぁ、


「でてけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

大家から断末魔にも聞こえるほどの罵声が聞こえる

まぁ俺が悪いんだが、


家なしかぁ…、


いや、待てよ?


家がないならこれもできるんじゃないか?


俺は部屋の端にそこそこ積み上げられた雑誌の山から一冊のガイドブックを取った。

内容は単純明快だ、

『一人旅におすすめの地域!』

よし、今度こそ思い立ったが吉日、

今まで人生での疲れを癒やすチャンスでもあるのかもしれん


あ、そういえば大家は、


「合鍵使わせやがって、出てけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっばっっばばばばばばばb」



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どうも投稿主のNa4です。

ガバ小説なのでなにか意見やこういったキャラクターを出してほしいなど意見があればコメントしていただけるとありがたいです!!。

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