現在公開されてる範囲を読んで、僕には書けない作品だなと感嘆しました。どうしても自分は三人称だろうが主人公にどっぷり感情移入させるような体験型の物語を書いてしまいます。
いわゆる覗き見型の物語を描ける方は尊敬します。
キャラたちが“そこにいる”感を大事にしてて、会話は「現地の人たちが普通にしゃべってるだけ」読者は、その生活や価値観を横から覗いてる、という形。
主人公の視点にがっつり同化させて、 「こうなりたい、こういうことしたい」という欲望ラインがはっきりあって、会話も「読者に世界設定・状況を分かりやすく見せるため」の役割が強いタイプとは真逆。本当に素敵です。
古き良きライトノベルの雰囲気が、ノスタルジーを感じさせました。
まだまだ物語のメインのストーリーラインは見えていない段階ですが、楽しみにしています。
良い意味でwebでは評価がつきづらい作品であるのは間違いないので、10万字書いて公募へ送ってください。電撃文庫があなたを待ってます。