悪魔契約しようとしたけど可愛いから永久使役します

ー家に帰るとそこには魔法陣があった

「なんだこれ…、血…？」

ー血で魔法陣が書かれているが、誰がしたのか分からない

???「だん！のだん！」

「…ん？」

ーすると魔法陣が光だし部屋を包む。すると魔法陣から可愛いドクロの髪飾りをした女の子が現れた。

???「君！やっと会えたのだん！」

「誰だ…！なんで鎌を持って…」

ーその子は鎌を構えながら近づいてくる

???「のだん？あぁ、この鎌ね！君を殺しに来たのだん！」

「…え？」

俺はその場から逃げるように1階のリビングに降りる、だが世界が変わっていた、いや…現世界から飛ばされたのだ。

「…ここはどこなんだ、辺り一面暗くてほとんど骸骨だらけだ…」

ー後ろの階段から降りてくるその子

「私の名前はメメのだん！”のだん”は口癖なのだん！」

「メメ…？んー…まぁいいか、俺は"霧島 律"だ。」

「律なのだん！それより、律の魂を頂戴！」

ー俺は後ずさりする

「嫌だ、誰があげるか！」

ーするとメメの顔つきが変わり殺気強くなる

「メメの言うこと聞けないのだん？」

ー俺は何故か反射で頭を撫でてしまう

「のだん…？」

顔が赤くなっていくメメ

「えと、いや…その…咄嗟に頭撫でてしまった…」

ーメメは照れくさそうに

「今日のとこはいいのだん…！また来るのだん！」

いや、もう来るなとツッコミたいとこだが辞めておく。

その日から俺とメメの奇妙な日々が始まっていく。

（その後、俺はメメと現世界に戻ってきた）