愛をまとって時を行く
古 散太
愛をまとって時を行く
愛することは受け入れること
見返りを求めずに抱きしめる
自分の内側からあふれてくる
愛のうねりを感じられたとき
真実の愛の心地よさがわかる
やさしくもあり温かくもある
でもそれは愛の一面だけの話
生きることや生きていくこと
あなたに関わるすべてのこと
愛のない場面はどこにもない
人は生まれながらに愛されて
成長とともに愛を贈るような
そんな流れが組み込まれてる
誰も愛のない世界にはいない
愛しかない世界の中で生きる
セックスが愛の表現だとして
植物も動物も愛の中にあるし
想いが形になることが愛なら
今日も工場から愛が生まれて
世界は愛で埋め尽くされてる
あなたの生きてきたこれまで
そして生きていくこれからも
ずっと愛をまとって時を行く
未来永劫あなたは愛に包まれ
あなたとして存在しつづける
そう考えることができるなら
人生に虚しさを感じることが
すこしでも減るかもしれない
そう考えることができるなら
これまで見ていた世界の中に
人生の本質を味わう日が来る
愛をまとって時を行く 古 散太 @santafull
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます