第2話 異世界の島国ジパン
俺様は時空を越えて逃げたカラスを追った。
ハトの姿ではスピードが出ないが、
まあ、どちらにせよ時空を越えるため問題ないか。
俺様は鍵の魔力を追って時空を越えた。
「ドスン。」
ハトの姿で時空を越えたはずが人の姿に変身している。
見慣れない服を着ている。首まで襟が詰まっている黒い服だ。
「なんだこれ?」
そして俺様の横で同じく
「この服?」と誰かがつぶやいている。
「えっ?えーーーー!
エマ!どうしてここに?」
「お兄様。つい。ついてきてしまいました。」
「エマ。つい、といってもここは時空がちがう異世界だぞ。危険がいっぱいだぞ。」
「そうみたいですね。」
「そんな。エマ、他人事のように言うな。」
「そうでした。でも最強のエルマイダ王国の
第1王子のカイルお兄様が一緒です。
心配はしていません。」
「確かにそうだが。」
「それでカイルお兄様。私達の国の入国の鍵をカラスに盗まれたんですよね。」
「そうだ面目ない。」
「仕方ないですね。盗まれたのなら
取り返したらいいんです。
それだけです。」
「そうだな。」
「エマ。お前は妹にして端的でいつも正しい。そうだな。早く取り返そう。」
「ですね。カイルお兄様。
それで、鍵の反応はどうですか?」
「そうだな。ここから見える真下の
あの町の中に魔力反応がある。
鍵の魔力が俺様に知らせてくれている。」
「そうですか。
ではまずは、この異世界の番人に
ご挨拶に行きましょう。
きっとカイルお兄様と同業者ですから
きっと力になってくれると思いますよ。」
「エマ。どうしてそう言い切れるのかな。」
エマはこの世界の洋服。学生が着る女子の制服を着て、くるりと回って見せた。
「こんなに可愛い制服を着せてくれているんですよ。歓迎されているに決まってます。」
「そうだ。その通り。エマだっけ君は可愛くてとても賢い子だな。」
宙を浮いて
俺様たちの目の前に白い白衣の先生らしき男性が現れた。
「?」
俺様が口を開けようとしたところ
「君がカイルだね。エルマイダ王国の第1王子のカイル。カイルの妹、エマ。
ようこそ。異世界の島国ジパンへ。
僕がこの世界の入国番人のケイタだよ。
よろしく。」
エマは素直にこの状況を受け入れ。
「ケイタ。よろしく。」
「はい。ヨロシク。」
俺様も遅れて「よろしく。ケイタ。」
「はい。では入国を許可しました。」
ケイタの言葉と同時に僕らの首に金のプレートのカード型ペンダントが。
「ケイタこれは?」
「許可書だよ。金は凄いんだぞ。
すべてにおいて通過、許可が可能になる。」
鍵を追って俺様達はジパンへの入国が今、
許可された。
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