第1話


ある時俺は、足元に魔法陣が現れて、異世界に転移した。

どうやら、俺は勇者として、異世界に召喚されたらしい。

ファンタジーのような出来事だったため、俺は、めちゃくちゃテンションが上がった。

ちなみに攻撃系の魔法は真っ先に試した。

ファイヤーボールすら出す才能がないってよ!

チクショウ 俺も魔法使いたかった。


そこで勇者として、勇者パーティーを引き連れ、魔王を討伐した。

淡々と説明しすぎ?

でもこれぞ異世界転生のテンプレって感じで、特に変わった部分もなかったんだよな。

街に湧いている害悪な魔物を倒してから、次の街に行ったりしながら旅をして、最後に魔王を倒した。

そんな普通のRPGみたいな旅。


まあ、旅は割と命がけで、仲間との旅は、結構楽しかったけどさ。


魔王が、「勇者よ、我のもとにつかないか?我についたら世界の半分をくれてやる」


なんてことを、ほんとに言うぐらいにベッタベタな展開。

真面目な戦いなのに、そのセリフ本当に言うんだって思って気が抜けそうになったぐらいだ。


まあ、あの世界は、文明とか現代とかに比べると全然劣ってるし、俺も元の世界に帰りたかったから、普通に断った。そもそも、魔王を倒しに、あの異世界で旅してたのに、倒さなかったら、仲間たちとの旅や努力が全部無駄になるような気がしたし。


そして勇者としての役割が終わったから、日本に戻ってきたというわけだ。

異世界で、ありがちな元の世界に戻る方法は見つからない。なんてことはなく、魔王を倒したらちゃんと元の世界に帰してくれた。お前はもう用済みだ!とか言われて消されるのを防ぐために、国家からの暗殺者とかも結構気にしてたんだけどね。


ただ、帰ってきてから予想外なことがいくつか

起こった。

まず1つ目、この世界が俺の元々いた世界とは別で、並列世界であること。


この世界では、俺の両親や親せきはちゃんといて、学校の名前など基本的なことは変わっていなかったが、世界の中で常識が変わっており、魔獣という災害をもたらす生物がいて、それを討伐するための存在として魔法少女がいるという世界になっていた。


妖精という存在と契約することで、一般人離れした身体能力と魔法少女によって異なる固有魔法が変身時は、使えるようになるそうだ。ここは、地球だが別の並列世界として見ていいだろう。


2つ目に、俺が勇者の時の実力を並列世界に持ってきてしまったこと。


俺は、異世界では魔法の才能がなく、攻撃系の魔術は苦手でほとんど使えなかったが、その代わりに、魔力自体は多かったので体や剣に魔力をまとうことは得意だった。剣を炎で覆うことも可能だ。


そのため身体能力は、ずば抜けており、魔獣を単独で討伐することも可能であると考えている。

魔獣が、魔法少女の攻撃しかダメージが入りにくい理由って多分攻撃に、魔力が乗ってるかどうかだと思うんだよな。


また、攻撃系以外の他の魔法も、得意と言えるほどではないが基本的な魔法ならできると思っている。



俺はこの世界でどうしようかな。

向こうで感謝されるのが嬉しかったし、流石に知らない人だからといって、勝手に死んでくださいっていうのも、なんかいやだな。

まあ、実際に魔獣と戦ってみたり、魔獣や魔法少女について色々文献とかが、あるみたいだしそれで調べてみよう。


「鏡、 何ぼーっとしてんだ?お前」


「何でもねえよ。ただ、世界平和について考えてただけだ。」


「絶対嘘だろお前。」


言い忘れてた。


俺の名前は、鏡 龍太(かがみ りゅうた)だ。


流石に主人公の名前分からないのはやばいよな。


―――――――――――――――――――――――

自己紹介書いてみて思った。

たしかに、テンプレ感があるけど

このやり方、めちゃくちゃ始まりに使いやすい。


せめてもの抵抗で、主人公の名前最後に書いた。



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