剣術師範代は狙撃する

「お前探索者になったのか！俺もなりてぇ〜！」

「そんなになりたいもんかね？」

まぁ、そういう俺も高校生なったらなるつもりだか…

「なりたいだろ！ダンジョン内だけでも魔法とか、剣使ったり出来るんだぜ？まるでコミックだ！」

「そういうコミックも最近だいぶ減ったけどな」

ファンタジーが現実にでたせいで漫画家は世界で７０％消えたらしい。

「お前ってホント夢のないやつだな」

「失敬な、俺も男だし可愛い女の子とお近づきになりたいと思ったりはするぞ？」

「の割には、見かけても無理だって直ぐ諦めるクセに。ヘタレ。」

うるさいわい。手に届く大和撫子みたいな人がいいんだよ！

そうやって雑談をしている家に学校についてしまった。