詩集 ばけものを殺すばけもの
仲仁へび(旧:離久)
詩 ばけものを殺すばけもの
ばけものは生きていてはいけない
この世界に存在してはいけない
だから私は全て殺します
この世に存在するすべてのばけものを
人の世界を守るために
人の身を守るために
あってはならないものを消し去ります
もちろん
私もばけものだから
最後にはいなくならなければならないでしょう
もちろん
私もばけものだから
同胞を裏切る事になるでしょうけれど
それでも私はばけものを殺しつくします
何があっても どんな事になっても
生きている限りは殺し続けます
ばけものが生きていてはただただ繰り返されるだけだからです
悲劇が 絶望が 悲しみが 苦痛が
可哀想なばけものがこれ以上生まれてこないために
私は根絶やしにしてあげなければならないのです
「ストーリー」
未来の千の悲劇をなくすために。
目の前の一の惨劇には目をつむろう。
だけどその罪から私は逃げない。
背負って歩いて、そして最後にはその地獄に私の身も投じて燃やそう。
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