第11話 ごちそう様です
食べ物の話ですよね・・・
「僕、お腹すいてないんだけど・・・」「・・・・」『ありえんのじゃ』
いやいや、そんなのいきなり言われても、そんな時刻なの?
お腹を摩って腹の虫にお伺いをたてる僕。「・・・・」『そろそろなのじゃ』
そうなのかな・・・まあ、ここで食事ってファミレスなんて何処って感じよね?
はたと先立つ物のないことに気付いた僕は・・・「文無しだけど・・・」
「お金でしょうか」『金か!』隣人かわいい彼女は頬に指を当て視線を上に
「ありませんね」『っていうかココなにもないのじゃ』
当たりを見回して・・・「「確かに」」
「私は、主様を背負って歩いていたので・・・」『んじゃの・・・重かったの』
何故?僕背負われてたの・・・気付かなかったのだけど。なんかザンネン?「ん?」
「それに、さっきまで飛獣が暴れていたので怖かったですし」『んじゃの・・・』
ひじゅう?何それ・・・獣人じゃないひじゅう?
「今ですか?」・・・「少し前です」
その残骸が、少し前に色々と散乱していた。「なるほど?」『んじゃの・・・』
『撃退したのじゃ』「え?女神様が?魔法ですか!」「・・・いえ」え?
「見ていただけですので・・・」『怖かったのじゃ』
話が見えないのですが、とりあえず残骸のあるあ場所?「行ってみませんか?」
近づくと視野が俯瞰になりあたり一面何があるのか見えている状態で
それは、荷馬車が何か大きな力でえぐり取られて荷物であった物・・・
ガチャ、ガチャ・・・「いろいろありますね」「回収しきれなかったものですが」
『壊れておるのじゃ・・・』ですねー
ふと視線が手元に戻り・・・手にしたものは食べ物ではなく固い箱?
「食べ物らしきものは無いみたいですね。」ですが・・・これは!
高価な物じゃないだろうか。傷一つないな。「開ける事は出来ないみたい」
『おお!、硬貨じゃ・・・これで飯が食えるのじゃ』「・・・・」
『ん?これはの、神様からの恵みの品じゃ・・・』「はい・・・」
なんだかお金を見つけたみたいだな・・・あとは、鎧?盾?壺・・・の欠片?
巻物?「スクロールか!」魔法の巻物か?あとあれは剣?宝石なのかガラス玉なのか
拾うの大変じゃね?
がゃおーーーお、がゃおーーーお
ばぁっさ、ばぁっさ・・・ばっさ、ばっさ・・・「え?」「あ!」『戻って?』
大きいんだけど、空飛んでる!
がゃおーーー、がゃおーーー。んんんんぐあ
『退避じゃ!』「「・・・・」」
彼女を抱えて!「ダッシュ!」「ひやぁーーーーーーーーーーーー」『早いのぉ!』
悲鳴をあげていて説明できないみたい。多分ジャンプと同じで一回かな・・・
一瞬で、元居た場所まで戻れました。「ふぅー」「・・・」『待たんかコレ』
後ろでは、飛獣が今までいたところで、火炎を噴き出して燃やしてる?え?
宝石や剣が・・・溶けてるよねあれじゃあ「もったいない」『危なかったのじゃ』
「・・・・ダッシュは、脚力に瞬発力を加える事で一回横へとべる・・・」
説明キタねこれ。
持ち帰ったのは、この宝の箱と、少しばかりの硬貨ですね。世知辛い・・・
飛獣は、残さず燃やして<ごちそうさまでした>と言わんばかりに
・・・ぎゃぁおお、ぎゃおぅ・・・と鳴いて飛び去った。偉いね・・・
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