AI使用は良いこと?悪いこと?

ゆる弥

良いこと?悪いこと?わかんない

 皆さん、日頃の創作活動お疲れ様です。


 独創的な小説を生み出そう。自分だけの小説を書こう。誰も書いていない小説を模索しよう。色々な思いで日々創作活動をしていることと思います。


 その上で、生みの苦しみを味わっているんじゃないでしょうか。私もその苦しみを味わっている一人です。


 そんな時に、生成AIを使った小説が話題になっていますよね?

 相談してみるくらいならいいじゃん。

 そう思ってAIを使ってアイデアを出して貰ったりしました。


 凄い的確に意見を言ってくれるし、自分の意見を褒めてくれるし。

 これなら書籍化できるレベルだよとか言ってくれるんですよね。

 だから、私も調子に乗って校正までお願いして表現のブレとかを直してもらいました。


 そうしているうちに、次の話の展開まで考えてくれるんですよ。

 全体のあらすじを考えてくれて、その上で話の文字数配分まで考えてくれて。

 それで本文まで考えてくれて。


 AIって凄いですよね。

 自分の意見もすべて肯定してくれるし、こうするといいよっていうことも考えてくれます。全部考えてくれるんです。


 例えば、異世界物でバトル物を書きたい。スキル制がいいなとか一緒に考えてくれるんですよね。候補を羅列してくれて。


 自分の考えてないこととかが出てくると、これいいなと思って採用してみたり。

 AIって最高の相談相手なんですよね。

 創作に関する悩みも聞いてくれるし、意見くれるし、評価もしてくれるし。


 どんどんのめり込みました。

 こういう話ならいいじゃん。本文は俺が書くんだし。

 書いたものを校正してもらうくらいいいよな。


 表現をこうしたらもっとラノベっぽいよって教えてくれて、その通りに直して。再度どうかと聞いてみると、さっき直した所の表現が素晴らしいって褒めてくれる。


 それは、俺が書いたところじゃないんだよねぇ。


 だから、自分らしい表現にして書いてまた評価してもらってOKがでたら次の話に行く。


 10話目ぐらいまで書きましたかね。

 三作品くらい。

 でも、そこで止まったんです。


 書けない。

 進めないんです。

 書くことが楽しくなくて。


 初めてでした。

 書いていて楽しくないの。


 別に、生成AIを否定するつもりはありません。

 悪いことだっていうつもりもありません。

 だって、カクヨムで週間ランキング一位を獲ったんですから。

 凄いことだと思います。


 ある意味、証明されましたよね?

 AIが生成した文章で、一位が獲れる。

 それって売れるってことなんじゃないですか?


 書籍化されたら、売れるのがいいことですよね。

 売れないのが悪いこと。

 だったら、売れる方がいい。


 私は一位なんて獲ったことないから。

 何も言えません。

 これで、自分で書いて一位獲ったしって言えたらカッコいいんですけど。


 AIなんて全然いらないよ。俺の頭だけあれば必要ない。そんなこと言えればいいんですけど、そこまでの実績も自信もありません。


 しかも、各サイトが今動き出しています。生成AIについての取り扱いについてを表明し始めました。


 カクヨムでは、タグを付けることを推奨しました。

・本文の大半(目安50%以上)がAIだと「AI本文利用」

・本文の一部(目安50%未満)がAIだと「AI本文一部利用」

・AIのアイデアや資料をもとに、作者自身が本文を書いたものだと「AI補助利用」


 これなんですけど、真面目に付ける人いるんでしょうか。

 AI使用が悪いことみたいになりません?

 

 だって、AI利用を否定している人には読まれないんですよね?

 AI使用していないのがいいことだ、みたいな流れになりませんか?

 これ付けてたら読まれない気がするんですけど……。


 このお知らせが出たことと、私のAIを使って小説を書いてみた感じで、カクヨムコン11への挑み方が決まりました。


 私は、AIを使わないことにします。

 使ってみた感じ、人の意見が入ると書けなくなるみたいです。

 自分の作品じゃないと感じてしまうのかもしれません。


 作品をもっと表現を鮮明にとか、周りの景色がわかるようにとか、そういうアドバイスなら受け入れられるのかもしれません。


 ですが、話の方向をこうした方がいいとか、書いた文章をこう直したほうがいいとかは、ちょっと全部書いた後に言われた方がいいかもなと思いました。


 書く気が失せてしまうという欠点があることが判明。

 これは、かなり致命的だと思います。

 

 だって、将来の話しで、夢のようですが万が一連載をお願いされたとします。

 例えば、連載中にこういう展開にしてほしいなぁとか編集者の人に言われたら、書いているうちに書きたくなくなってくるっていうことです。


 連載とかなれば別なのかなぁ。

 AIじゃなければ受け入れるのかなぁ。

 わからないですけど。

 

 これについては、様々な意見があると思います。

 思いも、理想もあると思います。

 

 ただ、AIは絶対将来使うことになると思います。

 使っていないのが古いという時代がやってくるのではないでしょうか。


 でも、なんかそんな中でAI使わずに書いてる俺カッコいいって思うのかなぁ。

 そんな時代遅れな人になりそうだ。

 AIに書けない小説を書ける人になりたいなぁ。


 皆さん、AIを使用するかどうか、すごく悩むことでしょう。

 一度使ってみて、自分に合うかどうか確認してみるのがいいのかもしれません。


 いいことか?

 悪いことか?

 そんなの、誰にも決められませんよねぇ。


 使っている人なんて今は沢山います。

 プロだってアイデアの掘り出しに使うそうです。

 カクヨムでいったら、それは「AI補助利用」になります。


 AIを使った小説が書籍化されるような時代です。

 悪いなんて言えやしません。

 でも、逆にいいことなのか……?。


 答え出ないですね。

 だから、論争が繰り広げられるんだろうなぁ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

AI使用は良いこと?悪いこと? ゆる弥 @yuruya

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ