第3話 次の日を迎える糸口を探せ

3日目をループし始めて5回目辺りで主人公はループの原因を探ることにした。


毎日同じ日を繰り返しているが何かしら変化はあった。ご飯担当だったりそうでなかったり、体罰が酷く過半数が倒れる日があったりなど必ず同じという訳ではなかった。


しかし夜稽古終わりの掃除担当と先生の話だけは毎日必ずあった。疑うなと言う方が無理な話である。


その日の夜先生が口を開く前に部屋に戻った。しかし先生は部屋の前まで来てドア越しに話してきた。


次の日はトイレに逃げ込んだが結果は変わらずに先生はドア越しに話しかけてくる。


もう何度目のループか分からなくなっていた。

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