第2話 異世界

異世界転生か転移か…どっちでも良いか!まずは自分の能力値ステータスの確認が最優先かな。さて声に出して出すのか頭の中で呼び出すのか…どの方法だ?試してみれば分かるか。


『ステータスオープン』


頭の中でステータスオープンと言うと目の前に薄い青色でできた板のような物が現れた。その板にはレベル、スキル、称号などが並んでいた。


名前 宮戸蓮兎

職業 錬金術師

性別 男

レベル 1

スキル 剣術B 錬金F 風魔法C 黒魔法E

鑑定眼C 空間把握F 

固有スキル 魂ノ採取

称号 転移者


体力  728  魔力  1068

攻撃力 147  知能  1435

防御力 130  運気  340

敏捷力 213  魔法防御力 185


適正魔法 風魔法 黒魔法 魂魔法 影魔法


「ふむ…よく分からん」


分かるのは固有スキルが禍々しいのと魔力と知能の数値が異常に高いことだ。剣術や鑑定眼は俺の能力を反映した感じかな?中学までは剣道部で結構強かったし。今は面倒だから帰宅部だけどね。


「詳細説明…あった!」


ピッ


名前 魂ノ採取

効果 自身より格下の相手の魂を奪い吸収することができる。魂を吸収すると体力と魔力が回復し魂魔法を獲得してる場合は魂がストックすることも可。自身と同等もしくは格上の相手にはダメージと能力を低下させることが可能でアンデット系統に限り同等の相手でも魂を吸収することができ、能力低下とダメージも効きやすい。


強くね?つまり俺より弱いと問答無用で瞬殺できて自分より強い相手でもダメージと能力低下デバフを撒けて更に回復も出来るんだろ?アンデット系なら同等でも可能って…破格の性能だな。


「称号はなんかあるのか──」

「皆様、お目覚めでしょうか?」


突然暗闇から現れたのは黒の骸骨のような仮面を被った男だった。顔は見えず体も黒のローブを纏っているので見えずらいがところどころ盛り上がっている場所があり暗器を隠し持っているのを予想するのは簡単だ。

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