主人公は60歳のベテランキャンパー。
異世界転生したと思いきや、TSしての裏若き美少女エルフに天才していた。
しかも【スペシャルスキル:キャンパー】というチートスキル持ち。
キャンプに関することなら、出し放題、作り放題。
様々な美少女と共に百合ハーレムの酒池肉林。
異世界キャンプで、ひたすら食う寝る遊ぶの贅沢三昧。
特に食への執着は凄まじい。ミノタウルスやドラゴンのステーキやら、ビールに焼き鳥、ひたすら異世界モンスターを食材に、自由で贅沢なキャンパー生活を謳歌する。
食事の描写も美味そうに書いてるし、また発想が上手い。様々な肉も、無駄なく無理なく、全て美味しく料理し、頂く内容が好印象。
よくここまで食を深めて書けるなぁと、舌を巻く。
仕事に疲れた後、パーっとビールと共に流し込むツマミに悩んだ方はご一読を。
どれもこれも美味そうです。
びっくりです、気づいたら完全に焚き火の前に座らされてました。
60歳独身キャンパーが異世界に転生し、なぜか赤髪の美少女に。
授かったスキルは戦闘特化ではなく《キャンプ》――焚き火と料理で生き抜く物語です。
驚いたのは、設定のインパクトに反して、とても落ち着いた読み心地なところ。
中身は人生を一周したおっさんなので、転生しても浮かれすぎない。
その視点が物語全体に落ち着いた説得力を与えているのでしょうか。
危険な異世界なのに、まずやることが拠点づくりで、雨を防ぎ、火を起こし、温かいものを口にする。
読んでいると不思議と心が落ち着いてきます。
あ、自分もおじさんだからかな?
主人公フレアの“暮らし方”に惹かれて人(美女)が集まって来ます。
ハーレム要素はありつつも、どこか家族的で、読後感はとても穏やかです。
ん?自分もおじさんだからかな?
焚き火の音を聞きながら、ゆっくり続きを読みたくなる。
そんな不思議な魅力のある物語でした。
――ほら、火はもう起きてますよ。
こっちにおいで。焚き火、空いてますよ。