詩
マァーヤ
詩
君はいつも帰り道 隣り歩くのためらって
揺れるススキの穂 風も戸惑いふりかえる
うつむきながら歩く君 僕は空を仰ぎ見る
流れる小川に時を乗せ 去り行く落ち葉の
舟はくるくる回り 君か僕の心に同化する
その手に触れよか 言葉か歌で触れようか
にぎやかなチャリンコ 空気読まずに走る
この道の距離か心中か 近くて遠い帰り道
どこかでチャイムが鳴ったような気がした 近くて遠い帰り道
詩 マァーヤ @maxarya
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