ヤツメの穴と赤いカラス
稀津
ヤツメ穴
第1話
とある日、それはなんでも無い日だった。
僕はいつも行っている公園に来ていた。この公園のことは随分知り尽くしているし、見たことないものなんてない。だが、そこには見たことが無い道があった。まるで長い間放置されていたようで、草は生え散らかり、ろくに整備もされておらず、それは山奥に続いていた。
この公園に知らないものなんて無いと思っていた僕は、新たな発見に行こうかどうか迷っていたが、こうもなると、行かない方があとで後悔しそうだと思い、その道を仕方なく行ってみることにした。
草だらけの道を数分歩くと、これ又見た事の無いトンネルがあった。ここまで来てしまったら、入る他無いと思い、僕は仕方なく入ってみることにした
トンネルの壁を伝い歩いて行くと、壁に穴が開いていた。僕は幼稚園児のような好奇心に勝てず、穴に指を突っ込んでみた。虫とかいたら嫌だなぁとか思っていた。
その瞬間、穴に突っ込んだ指の先は無くなっていた
「は...?」
―
ぼくは怖くなって、夢中で逃げ帰りました。それはとてもとてもいやな気分になりました。かえるが鳴いて、不吉な予感がしたので、走り出したら転びました。
―
ふと指を見てみた、痛みを感じていなかったもんで
もしかしたら、指が切れたのは見間違いかもしれないと思ったから、指を見る。やはり切れていた。もうあそこには行かないと思い、僕は家まで帰った。
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