トリカブトは咲かない

甘井さくや

彼女の名前

今日は始業式新しいクラスにもなった

「確か…2年2組か…」

彼の名前は雨宮龍騎。友達はいない一人で過ごすことが大好きな少年は2年2組を探した

(ここか…)

ドアを開けたら騒がしいクラスだと察したが大人しくミステリアスな女子がいて話しかけようとした

(一人ぼっちの女子もいる…あの子誰だ…?)

「あの…」

「話しかけないで」

その女子は去っていき、別の場所に行ってしまい始業式がはじまってしまった


始業式がおわり教室に戻り帰宅したらあの少女がいた

「君…同じ電車なの?」

気になって話しかけたら彼女は何か答えた

「そうだけど、私に何か用?」

龍騎は突然彼女に話しかけた、迷惑かな…と思ったら普通に答えていた不思議だった

「君の名前が知りたい」

龍騎は彼女にそう言ったなんだか緊張している様子で電車がもうすぐ来そうだ

「貴方の名前が知りたい」

彼女はそう言った龍騎はその質問に答えた

「雨宮龍騎…よろしく、君は?」

地味そうな子ってイメージな少女は言った

「鎧塚遥香よろしく。電車来るよ、あと次の駅で降りて」

遥香はそう答え電車が来たが彼女はなにかを報告したが龍騎は困惑した

「なぜ…?」

龍騎はそう答え2人は電車に乗り次の駅がもうすぐで着きそうだ


次はー前野港駅


「降りて!」

遥香は急に龍騎の腕を引っ張って走り出した

「なぜ?」

疑問に思ったが彼女は答えてくれなかったため謎になった

「事故発生!事故発生!」

どうやら前野港駅で事故が発生したどうやら遥香は予言ができるのか…?

「助けてくれて…ありがとう!ところで…」

龍騎は遥香にお礼をしたときに急に遥香は話しだした

「未来が予言できる?そうかしら?」

彼女はそう答え去っていき龍騎はさらに彼女のことが気になり始めてしまい眠れなくなった


夜頃 遥香はフランス人形を持ちながら夜道を歩いていたのを前のクラスの人に見られた

「遥香だ〜!夜道に歩いてどうしたん?てか、フランス人形持ち歩いてるしどうした?怖っ…」

遥香は謎なことを言い始め前のクラスの人に言い聞かせた

「伊藤さんお久しぶりね。もし…このフランス人形に魂があったらどうする?夜に動き出したらどうなる?呪われるかしら…?」

伊藤は戸惑いはじめ適当に答えた

「えっーと…てか、都市伝説じゃん!私こーゆーの、興味ないんですけどっ!」

伊藤は去っていき遥香は置いてきぼりにされ独り言を小さな声でつぶやいた

「あなたは…死ぬことになる…」

遥香は去っていった21:00車が来た

「ぎゃああああああああああああああああ」

伊藤は車にひかれた


「勉強終わったし…テレビみるか」

龍騎はテレビを付けたがいつも見ているドラマはニュースに変わっていた


「緊急速報します!朝堀市で事件発生しました!現場の石川さん!」

どうやら住んでいる地域で現場の様子を見た

(嘘だろ…なぜ?あれは…伊藤?)

「女子中学生が大量出血で死亡しました!」

龍騎は困惑し見たことがある人に気づいた。伊藤は大量出血で死亡した


次の日、いつもの電車に乗った

(なぜ…?伊藤が死んだんだ…?)

いつも通り教室に入りクラスメイト達が騒いでいて、先生が来た


「はい!静かに!昨日の件…分かる人はいるけど伊藤紗理さんが21:00頃に事故にあって死亡しました」


(やっぱり…遥香か…?予言できるのを無視した伊藤が悪いのか…?分からないよ)

龍騎はわけわからなくなった直後噂が流れた

「てか、鎧塚さん怪しくない〜?」

「えっ、分かる!」

クラスの女子達は騒ぎ出したところを先生が呼んだ

「ちょっとそこ!鎧塚さんは悪くないから!」

先生はそう注意し女子達を止めた


放課後 突然遥香は同じクラスの女子に注意した

「篠原さん危ない!後ろっ!!」

篠原は後ろを向いて走ろうとした

「銃を持っている…」

「篠原さん!走らないで!!」

篠原は走ろうとしたが遥香には未来が分かったため走るなと言った

「でも…怖いけど」

遥香と篠原は隠れだし銃を持った人は何処かに行ってしまった

(教室か…とりあえず、中村くんに…)

遥香は中村に電話をかけた

「中村くん!お願い!みんなを外に避難させて!」

「分かった!」

「ありがとう」

電話を切り、みんなは中村の指示に従って外に出た


18:00頃 銃を持った人は自分のことを撃って死亡した


「…また人形にたよっちゃったな、そろっと自分でこの能力を捨てるしかないかでも、まだ取っとこう」

遥香は小さな声で言った


その後どうなるのか…?僕たちは死ぬのか…?

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