泉の精と正直者

世界

正直者は…………

 あなたは『泉の女神』という物語を知っているだろうか?どこか、ここではない別の世界には、そんな物語があるらしい。その話の内容はこうだ。


 ある日、木こりの青年が誤って商売道具である鉄の斧を泉に落としてしまった所、そこに現れた泉の女神が落し物は金の斧か銀の斧か、どちらかを尋ねてくる。日頃から正直さと真面目さを信条としていた青年は、正直に答えるのだ。自分が落としたのは、ただの鉄の斧である、と。


 女神はその正直な青年の答えにいたく感動し、本来の鉄の斧に加え、金の斧と銀の斧をも青年に返してくれた。青年は、その余った二つの斧を売って、裕福で幸せな人生を送ったという。


 何て素晴らしい話だろう。普通の人間には中々出来る事ではない。木こりという重労働の割に裕福とは言い難い人生を送りながら、目先の欲に囚われず正直に答えるというのは難しい事だ。それは間違いなく、その青年の心の清らかさを象徴した寓話だろう。僕は彼女からこの話を聞き、とても感動したんだ。





 


 

「うわあああああっ!?」


 もちろん、この時の僕は、その話の存在を知らなかった。僕は木こりではないし、臆病で力もなく、友人もいなければ恋人もいた事がない。あるのは、恐ろしいモンスターから逃げながら、こっそり薬草を採取したり、モンスターが偶然落とした素材を集めて売り生計を立てる……そんな日常だけだ。


 僕の名前はケヴィン。森の近くの街に住んでる、どこにでもいる男だ。人と違う所があるとするなら、僕は嘘を吐くのが嫌いだった。世の中の皆は、生きていく為に嘘を吐く。僕はそれが大嫌いで、常に正直に話すことしか出来なかった。だから、そもそも人と付き合うのが苦手だったんだ。

 

 この日も、僕はいつも通りに森の中を走っていた。いや、正確に言うとうっかりモンスターの尾を踏んづけてしまったせいで、いつもより必死に逃げている。モンスターに捕まれば、待っているのは確実な死だ。何しろ、踏んでしまったのはこの森でも特に飛びぬけて凶暴なビッグ・グリズリー大灰色熊の尻尾だったのだから。


 どこをどう走ったのか、もうよく解らないくらいに逃げ回ると、行く手には美しく青々とした水を湛えた泉が見えた。あの水で喉を潤したらどれほど幸せだろうと思ったが、立ち止まっている余裕なんてない。恐ろしい気配は、すぐ背後まで迫っていたからだ。追い詰められた僕は、ビッグ・グリズリーの爪から逃れようとして、泉に落ちてしまった。


「ガボガボガボッ!?か、身体が浮かな……っ!く、苦し、っ……!!」


 その泉の水はやけに重く、もがけばもがくほど、自由を奪っていくようだった。あまりに突飛な事態にパニックとなり、水面でもないのに息をしようと、身体は水を飲みまくってしまう。そして更に、身体は重くなっていくのだ。


 (もうダメだ……!ん?)


 その時、僕の目の前に不自然な泡が立ち込めて、やがて大きなその泡の中に美しい姿の女性が映しだされていた。その両隣には、何故かよく見知った顔の男が二人、目をつぶって並んでいる。


「あなたが落としたのは、才能に溢れる最強のあなたですか?それとも、魅力にあふれた無敵のあなたですか?どちらですか?」


「ゴボゴボゴボ!」


 答えようとしても、水の中では満足に答えられない。身振り手振りでアピールしようとしたが、身体に纏わりつくやけに重さのある水が、それを許さない。


「さぁ、答えて下さい。あなたが落としたのは、どちらのあなたです?答えられないのですか?」


「ゴボガボガボゴボ……ッ!た、……け……っい、……ゴボガボ」


「はい?ちゃんと答えて下さい。よく聞き取れません」


「ゴボボガボボ……ッ!い……ら」


「は?」


「いいから、助けろって言ってんだあああああっ!」


「あいたっ!?」


 それは火事場の底力というべきか、或いは水の中なので溺れる者は藁でも掴むとでも言おうか、僕は必死に手を伸ばして、泡の中の女神にチョップをした。その瞬間、目の前が大きく爆発したような衝撃を受けて、僕は意識を失ったのだった。


 




「はっ!?ここは……天国、じゃないよな。ゲボッ、うえぇ……!」


 気づいた時には、僕は泉の外で寝転がっていた。一瞬、死んであの世に逝ってしまったのかと思ったが、周囲はどう見てもさっきまで走っていた森の中だ。服は乾いておらずずぶ濡れのままだし、意識がハッキリしてきたら大量に飲み込んでしまった水が胃を逆流してきた。走っている最中は喉も乾いていて旨そうな水だと思ったけれど、流石にあの状況では味なんて解らない。今感じられるのはうっすら酸味のある胃液の味だ。

 

「目を覚ましたようですね」


「うぅ、酷い目に遭った……って、え?だ、誰だっ!?」


 声のする方向を向くと、そこにはあの水泡の中に映っていた美しい女性がいた。泉の上に立っているように見えるので、もしかすると精霊か魔物かもしれない。僕はおっかなびっくりでその女性を見つめてしまった。女性は僕のそんな様子は気にせず、ゆっくりとお辞儀をする。


「まさか私のに落ちて来る人間がいるなんて、前代未聞過ぎて助けるという意識がありませんでした。申し訳ございません」


「あ、いや、僕の方こそ、助けて貰ってありがとうございます。……あの、あなたのって、どういう」


「申し遅れました、私はこの湖の精です。あなたは私の体内に落ちてきた初めての人間なのですよ」


「ええっ!?み、湖……っていうには小さいような。あ、いやそういうことじゃないか」


「パニックになっているようですね。しかし、あなたの言いたい事は解ります。その昔、この森一帯は大きな湖の中だったのですよ。ですが、年月とともに段々と干上がってしまい、そこを森が侵食してきているのです。今の私は、泉程度の大きさしか……ふふふ……湖の精なのに、泉しかないなんて……ふふふふ」


 (こ、怖っ……!あまり触れちゃいけない所だったみたいだ。でも、湖の精か、確かに)

 

 暗く沈んだ精の表情はかなり恐ろしかったけれど、水のように青く透明な髪の色と纏っているドレスの色は、彼女が尋常な存在ではない証明に思えた。僕はまだ十五年くらいしか生きてないけど、こんなに綺麗な人は見た事がない。


「という訳で、改めて問いましょう。あなたが落としたのは才能に溢れた最強のあなたですか?それとも、魅力溢れる無敵のあなたですか?どちらですか?」


「え?えっ!?そう言えばその質問、さっきも水の中で聞いたような……いや、僕は落したというか、勝手に水に落ちたというか。とにかく、そのよく解らない僕じゃないです」


「何と正直な……いいでしょう。では、正直に答えたあなたにはそのどちらのあなたも差し上げましょう」


「え?僕を差し上げるって、僕は二人もいらないんですけど、っていうか、なんでこんなことを……!」


 その問いかけが終わる前に、湖の精の隣に並んでいた二人の僕が光になって、僕の身体へ飛んできた。その光はすんなりと僕の身体に入っていき、冷え切っていた身体に、激しい炎が灯ったようだった。


「う、うわああああっ!か、身体が、身体が熱いっ!?」


「差し上げた二人のあなたが、あなたと一つになっているのです。そうして、あなたは才能と魅力に溢れた新しいあなたへと生まれ変わる。その力で幸せに。そして、どうか、私のことを忘れないで………………」


「い、一体何を、ううううううっ!?」


 体の中で何かが暴れるような感じが強くなる。湖の精の言葉の意味は解らなかったけど、そこで僕は、本能で何が起きているのかを理解した。でも、何故?どうしてこんな事が……湖の精はそんな疑問に答える事もなく姿を消し、代わりに僕の背後から再びアイツがやってきたんだ。


「グルルルル……ッ!」


「ビッグ・グリズリー……?!さっきのやつか!うううっ」


 ビッグ・グリズリーは執念深いモンスターで、泉に落ちた僕が上がって来るのを待ち構えていたらしい。そして、その姿を確認して今度こそトドメを刺しに来たんだ。燃える様な熱に身体を焼かれながら、僕は必死にビッグ・グリズリーに向かって立ち、震える右手をかざした。


「ガアアアアッ!」


「く、来るなぁっ!」


 そう叫んだ瞬間、右手から凄まじい光線が出てビッグ・グリズリーの心臓を貫いていた。生まれつき魔力が少なく、魔法なんて使った事のない僕だったのに、それは当たり前のように僕の身体から放たれた、初めての光魔法だった。








 ――それから、僕の生活は一変した。


 元々チビで力も弱かった僕は、街では他の冒険者達にいびられていたのに、湖の精から貰った力のお陰で僕の評価はがらりと変わったんだ。今ではたくさんの人達が、まるで長年の親友のように親しくしてくれる。相手にされなかった美人の幼馴染も、まるで人が変わったみたいに僕と話をしてくれるようになった。

 力を得て強いモンスターを狩れるようになり、お金もたくさん稼げるようになった。お陰で、病気の父さんや母さん、そして妹達にもいい暮らしをさせてあげられる、まさに順風満帆だ。でも、僕はどうしても、居心地の悪さを感じざるを得なかったんだ。


「はぁ……一人になれる時間がない。僕ってどこまでいってもダメだなぁ」


 森の中で切り株に座り、一人呟く。街にいると皆が優しく仲良くしてくれるけど、僕は十五年間、友達らしい友達もいないぼっち(都会じゃそう言うらしい)だったんだ。突然皆の人気者になったのは嬉しくもあるけど、それをずっとは辛すぎる。僕はとてもそういうキャラじゃないんだって、思い知らされてるみたいだった。


 そもそも、これは僕が自分で望んだ力じゃない。幸せかそうじゃないかと問われれば幸せではあるけど、僕は力が欲しいと思った訳じゃないんだ。でも、今更この力を失うのは恐ろしい。僕はどうなってもいいけど、家族は……せっかく生活が良くなってきた家族の事を考えると、力を捨てる事も出来そうにない。僕はどんなに力を得ても、臆病でどうしようもない奴だったんだ。それに、何より……。


「ここに、いたんだ。ケヴィン」


「え?あ、ハンナ!?どうしてここに……森は危ないよ。早く家に帰った方がいい」


「解ってるけど、ケヴィンがいるでしょ?だから、大丈夫。いざという時は、守ってくれるでしょ?」


「え?そ、そりゃあ……もちろん」

 

 突然現れた幼馴染のハンナにドキッとして、僕は思わず声を上ずらせてしまった。身の丈に合わない力を得たって、臆病な心は変わらないんだ。変な声を出してしまって焦る僕を気にする事もなく、ハンナは僕の隣にゆっくり座った。


「は、ハンナ……近いよ」


「この切り株、小さいから……ねぇ、どうしてそんなに小さくなってるの?」


「だ、だって、君みたいな美人が傍にいたら、こうなるに決まってるじゃないか。僕と君はその、こ、恋人って訳じゃないんだし。近すぎるのは、よ、よくないよ」


「……恋人ならいいの?恋人になったら、もっと近づいて、ケヴィンは私に触れてくれる?」


「え?」


「私ね、実はケヴィンの事が……」


 ドクンと心臓が跳ねた。ハンナが何を言おうとしているのか、鈍い僕でも察しがつく。でも、それは言っちゃいけない、いや、言わせちゃいけない言葉だ。だって、それは魅力に溢れた僕の力によるもので……つまり、これはフェアじゃない。今のハンナの気持ちは、偽物なんだから。


「ぼ、僕!用事があるんだ!暗くなる前に、家に帰りなよ。ハンナ。……送って、行くから」


「ケヴィン……そう、解ったわ。私、一人で帰る、から」


 ハンナは立ち上がり、そそくさと走って行ってしまった。チラッと見えたその横顔には、光るものが見えた気がする。


「ごめん、ハンナ。僕は……」


 走っていく彼女の背中に、僕は謝る事しか出来なかった。例え、彼女の気持ちが僕の力によるものじゃなくても、僕は彼女を受け入れなかっただろう。何故なら、僕の中にはもう……。


「ああああっ!」


 胸のざわめきを吐き出すようにして、僕は叫びながら走った。望んだものじゃないとはいえ、この力のせいでハンナを傷つけてしまった。最悪な気分だけど、嘘はつけない。だって、僕にはもう、好きな人がいるからだ。


「泉……湖の精さんっ!はぁ、はぁ、出てきて!出てきてくれっ!僕は、僕は力なんていらないんだ!」

 

 走って行き着いたのは、あの時の泉だった。どんなに叫んでも、泉は静かで、あの時のように精霊が出てきてくれる気配はない。それでも、僕は力の限り叫び、呼び掛けた。


「本当は、僕は嘘を吐いたんだっ!あの時落としたのは、僕の……僕の心だ!僕はあなたに……あなたという存在に心を奪われてしまったんだ!だから、僕は正直者なんかじゃない。僕は、嘘つきなんだよぉ……!」


 膝を折り、地面を叩くと涙が零れ落ちてくる。あの時は気付いていなかったけど、湖の精はとても綺麗で、僕は初めから好きになってしまっていたんだと思う。だから、叶わぬ恋だと諦めていた。でも、それじゃダメなんだ。今の僕は自分の意志に関係なく、人を惹き付けてしまう、さっきのハンナのように。そして、人を傷つけてしまうんだ、それだけは、絶対に嫌だ。


 僕の必死の呼びかけにも、湖の精は応えてくれなかった。それはそうだろう、彼女はきっと、姿のだ。神や精霊、或いはモンスターに知り合いはいないが、きっと何か事情があるのだろう。ならば、やる事は一つだけしかない。


「もう一度、落そう。僕を……もう、疲れた」


 この先の未来を考えると、憂鬱でしかない。これからもまた、ハンナのような事が続くのなら僕は耐えられないだろう。自分の意思ではないとはいえ、人を騙すなんて、僕には出来ない。本当に欲しい相手は別にいるのだから。


 泉の淵に立ち、僕は深く息を吐いた。ここへ落ちたのは苦しかったが、あの時彼女は、この泉が彼女の中だと言った。なら、僕がここで落ちて死んだなら、僕は彼女と一つになれるって事じゃないのか?だとしたら、それは何より幸せな最期だ。


「ごめん、皆……」


 最後に脳裏に浮かんだのは家族のことだ。本当は家族を置いて逝くなんてしたくないが、絶望してしまった心では、その矛盾すらうまく処理出来そうにない。そして、僕はゆっくりと一歩を踏み出して泉に落ちた。





 (苦しい……けど、彼女に包まれているのだと思うと、怖くない)

 

 大量の水を飲み込み、あの時と同様に身体が沈んでいく。まだ彼女の姿は見えないが、それでもいい。これでもう、誰も傷つけなくて済むのだと思うと、心は晴れやかだ。そんな僕の前に大きな泡が浮かんで、その向こうにあの時と変わらぬ彼女の姿が見えた。


「あなたはなんてことを……!どうして、どうしてここへ来て、また落ちてしまったの?!私はあの力で、あなたが幸せになってくれると信じていたのに」


 (ごめん。でも、どうしても君に会いたかったんだ。僕には、力なんて必要ないから。……ただ、君の傍にいさせて欲しいんだ)


「ああ、ああ……!私のせいなの?私があなたに力を与えてしまったから、あなたはそんなに傷ついて……!ごめんなさい、ケヴィン。私が、違う世界で視た。女神のようになりたかったばかりに……!」


 (女神?)


 「そうよ。泉に落とした斧の代わりに、金の斧か銀の斧を選ばせて、正直に答えたものにだけ幸せを与える……私はそんな存在になりたかったの。いつかこの湖と共に消えてしまう私が、誰かの心に留めて置いて貰えるように……ただ、それだけだったのに」


 少しずつ干上がって、小さくなっていく湖が彼女の身体なら、それはとても恐ろしい事だったんだろう。僕だって、いつか死んで消えてしまうと思うと怖くなる事はある。なら、僕がここでこうしているのは、正解だと思えた。


 (正直に……答えられなかったら、どうなるの?)


「え?……欲に憑りつかれた人間には、何も与えないわ。金の斧も銀の斧も、それに、本当に落とした鉄の斧さえ、返してあげない」


 (そっか。なら、僕は嘘吐きだよ。僕が落としたのは……だ。何があろうと、僕は君を一人になんかしない。だから、僕を連れていってくれ!)


 たった一度会っただけの、人間ですらない相手の為にこんな事を思うなんておかしいだろうか?でも、絶望していた僕にとって、彼女の存在だけが希望だったんだ。


「ああ、ケヴィン……あなたの嘘は、なんて優しいの。欲に駆られた嘘じゃなくて、私を想っての嘘だなんて……!貴方と一緒なら、私は……」


 息が続かず、薄れていく意識の中で、彼女の声だけが僕の頭に流れ込んでくる。そして僕の意識は途絶えた。小さな湖の底には美しい女性の亡骸が沈んでいたことにも気付かずに。


 



 ――それから数十年の時が経過した。森は浸食を止め、泉は少しずつ大きくなっている。いずれこの地には、再び湖が出来ることだろう。そんな泉の畔に、一人の老婆と少女が花束を持ち、静かに手を合わせている。


「お祖母ちゃん、どうしていつもここに手を合わせに来るの?」


「……ここにはね。おばあちゃんが生まれるよりもずっと、ず~~っと昔のおばあちゃんが眠っているんだよ」


「お祖母ちゃんのおばあちゃん?」


「そうだね。あんたのおばあちゃんでもあるよ。……その時は、酷い干ばつが続いて皆が苦しんでいたんだ。だから、お祖母ちゃんのずっと昔のおばあちゃんが、その身を捧げて、雨を願ったんだよ。そして、皆が救われたんだ」


「そうなんだ。……何だか怖いね」


「そうだねぇ……魔法が使える今なら、他にやりようはあっただろうにね。だから、あんたもここを大事にするんだよ。もう二度と、ここに誰かが入る事の無いようにね」


「うん!」


「おーい、ハンナ。どこにいる?暗くなる前に、帰るぞ」


「あ、お祖父ちゃんだ!」


「過保護だねぇ……あの人は。まだ昼になったばっかりだよ。それじゃあね、ご先祖様」


 そう呟いた老女は笑顔で振り向き、孫と一緒に、迎えに来た老人の方へと歩いて行く。その時、手にした花束から花弁が外れて、泉の中へと落ちた。だが、湖の精は現れない。彼女の魂は、愛する人と安らかな眠りに就いているのだから。

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