第3話 施設に赴く理由
、、、話を聞くと、元々5人で活動していたらしいのだが、そのうち1人はルギャナンという所に、もう1人はコニルスという所に。そして、あと2人がこの施設で処刑されるとのこと。なので、研究員と思われる人達を、見つけ次第問いただしているらしい。、、、その方法が、人道的ではない事や、後ろめたさは多少あるようで、自分なりの弔い方をしてるそう。弔い方を聞くのはやめにした。きっと、ろくなものじゃないという偏見と差別である。
「ここで話合っても一向に進まない。先に進むしか無いよ。」
「まぁ、それは、、そうだけど、、、」
「上に行けば良いのか下に行けば良いのかも分からない。」
「、、、」
「でも、止まっちゃいけない。」
「、、分かった、今は従おう。」
進まなければいけないとは、私も薄々感じていたので、助かった。
「じゃあ、行こう?」
「分かった」
歩く。2人は歩く。一寸先は闇の廊下を、2人は歩く。
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