インフレが進んでいく世界
この国で、円の価値の低下と、それに伴うインフレはおそらく今後ますます進んでいく。
今の政治状況を見ているととても楽観的にはなれない。
と愚痴を言っていても始まらない。大切なのは、もしそのような未来が予測されるのだとしたら、それに対してどのように備えていくかということ。円の価値が暴落してインフレが進行してから慌てて備えようとしてももう遅い。
基本的には、インフレに弱い資産(現金)を、インフレに強い資産に転換していく。
インフレに強い資産としては、株式、金の2つを考えている。株式は広く分散して保有することが必須条件になるのでそこは「オルカン」を最大限有効活用する。金については取引のしやすさを考えて、金を扱う投資信託を買っていく。いきなり現金を全てそれらの資産に転換するのではなく、あくまでもインフレ対策として転換していくので、リスクを限定させるため、ある程度長い期間を使って転換(積立)していく。
現在、その「インフレに強い資産」に暗号資産(ビットコイン)を加えることを検討している。
暗号資産は無国籍資産であり、金と同様にインフレに強い資産とされている。アメリカでビットコインを扱うETF(上場投資信託)が出てから、機関投資家もインフレ対策、資産の分散先の一つとして暗号資産を購入している。。ただし、それでも暗号資産は投機色が強い。直近でも大きく値上がりしたかと思うと、その後大きく値下がりしている。ここまでボラリティが高いと「インフレ対策」として現金を転換していく先として適当なのかどうかも疑問に感じる。それに投資戦略はできるだけシンプルにしていきたい。複雑にすればするほどそれがノイズとなって、適切な判断ができなくなる恐れもある。それを考えると、あくまでもインフレ対策としてはオルカンと金の2つでいいだろう。
ビットコインに投資する際は、それこそキャピタルゲイン狙いの投資の一つとして行うべき。
基本的に私の投資戦略はインカムゲイン(配当金)狙いの投資だが、投資の幅を広げるため、資金を限定してリスクを限定しながらキャピタルゲイン狙いの投資も組み入れようと考えている。例えばアメリカのM7や日本のAI関連株のような今後大きく成長が期待できるセクターに資金の一部を回すことを考えている。その投資先候補の一つとして「ビットコイン」を組み入れてもいいかもしれない。ボラリティーが高いとしても、長期スパンで見れば大きく値上がりしていくことも期待できる。
このように「投機」と割り切ってしまえば、それなりにやり方はあるはず。
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