みっしょん・こんぷりーと
終1
〈※その後、男二人は女性三人にこってり絞られて、放心状態になっている。〉
〈※場所を移動してヒヨコのマンション前にて。〉
【ひよこ】もお、怒りました。ええ、怒りましたとも。学校で会っても、もう絶対に口を聞きません。
【後輩B】アンタたち、いくら何でもヤバすぎ。
【タカ】はにゃはにゃ、ほ〜ん。
【後輩A】本当にサイテー。こんな小ちゃな子までいじめちゃって。
【ツバメ】‥‥‥‥。
【トビ】ふにゃふにゃ、ほほ〜ん。
【ひよこ】ツバメくん、本当に家に帰るの?
【ツバメ】‥‥‥。(黙って頷く)
【後輩A】えー、遊ぼうよ。お菓子もあるよ。
【後輩B】お姉さん達とジェンガやろっか。
【ツバメ】‥‥‥。(黙って首を振る)
〈※ツバメの手にはお菓子がいっぱいに入った袋が握られている〉
【ひよこ】私たちまだ話し合うことあるから、送って行けないけど。大丈夫?
【ツバメ】‥‥‥‥。(黙って頷く)
【後輩A】部屋の片付けもあるしね。(睨みつけ)
【タカ】ほ〜ん。
【後輩B】ホント信じらんないことするよね。(睨みつけ)
【トビ】ほほ〜ん。
【ヒヨコ】じゃあ、また明日。教会でだね。フフ、誕生会、楽しみにしていてね。
【ツバメ】‥‥‥‥。(黙って頷く)
〈※ツバメはお姉さんたちに、はにかみながら手を振る。〉
【後輩A】やーん。この子、可愛い〜。
【後輩B】ホント、天使みたい〜。
【ヒヨコ】うふふ、そうだよね。
【後輩A】センパーイ。この子、貰っちゃていいですかー?
【後輩B】ねえ、お姉さん達と結婚しようか?
【ツバメ】‥‥! ‥‥??? @#¥%‥‥‥!?
【ヒヨコ】えー、ダメだよ。ツバメくんは私と結婚するんだもんね。
【ツバメ】‥‥‥!
〈※ツバメは慌てて何度も頷く。〉
【後輩A】えー、残念。フラれちゃった。
【ヒヨコ】アハハハ。
【後輩B】でも、案外、このぐらいの(年齢の)子だと、本気にしちゃってたりして。
【ヒヨコ】まさか。アハハハ。
【ツバメ】‥‥‥‥‥。
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